マツダCX-60 日本向けモデルを4月に公開 2列シートの新型SUV、今週生産開始へ

公開 : 2022.03.09 10:05  更新 : 2022.03.10 15:35

マツダ新型SUV「CX-60」が登場。日本市場に向けた情報も予告されました。生産は今週金曜から始まります。

新型プラグインハイブリッドSUV 登場

マツダが、フロントエンジン・後輪駆動の新世代モデル(マツダの言うラージ商品群)第1弾となる「CX-60」を欧州で発表した。

CX-60は、2列シートの新型クロスオーバーSUVで、「シーエックス・シックスティ」と呼ぶ。

マツダCX-60の欧州仕様。フロントフェンダーに「PHEV」のロゴを確認できる。
マツダCX-60の欧州仕様。フロントフェンダーに「PHEV」のロゴを確認できる。    マツダ

同社のグローバルラインナップでは、中型サイズSUVという位置づけで、環境・安全性能を備えながら、デイリーユースから高速道路を使った長距離ドライブまで、余裕をもったドライビングを楽しめるキャラクターになっているという。

今回明らかになった欧州仕様のCX-60は、2.5L直4ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたマツダ初のプラグインハイブリッド・システム「e-SKYACTIV PHEV」を搭載。

欧州各国で3月8日に受注を開始し、今夏の発売を予定している。

そして、われわれ日本向けのモデルは、4月上旬にマツダ日本法人から公開されることも分かった。

同社によれば、CX-60の生産は3月11日から山口県・防府第2工場で開始されるという。

マツダは、このラージ商品群について、2023年までにSUV市場へ4車種を導入するとしており、CX-60の後にはワイドボディ2列シートの「CX-70」、3列シートの「CX-80」、ワイドボディ3列シートの「CX-90」を予定している。

このうち、「CX-60」と「CX-80」が日本市場に投入される形だ。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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