ルーフ最新作 ポルシェ911ベースの改造車「ベルクマイスター」誕生 最高出力450ps

公開 : 2022.08.23 18:25

ドイツのルーフ(RUF)は、ポルシェ911ベースの新型ベルクマイスターを発表しました。最高出力450psの3.6L水平対向6気筒と6速MTを搭載。屋根のないスピードスターに仕上げられています。

911ベースのスピードスター

ドイツのルーフ(RUF)は、ポルシェのヒルクライムの歴史からインスピレーションを得た新型「ベルクマイスター」をモントレー・カー・ウィークで公開した。

ポルシェ906、909ベルクスパイダー、718 RS 60スパイダーからデザインを引用し、レトロなスタイリングと現代的技術を組み合わせた。公道とサーキットのどちらにも適しているという。

ルーフ・ベルクマイスター
ルーフ・ベルクマイスター    ルーフ

ベルクマイスターは、ルーフがこれまで製作した中で最軽量となる1100kgを実現。最高出力450ps、最大トルク61kg-mを発生する3.6Lターボチャージャー付きフラット6と6速MTを搭載している。

制動力を高めるため、カーボンセラミックブレーキを採用。19インチのセンターロックホイールも装着する。

ボディはすべてカーボンファイバー製で、屋根はなく、フロントとリアにはLEDライトが装備されている。ホワイトの塗装とグリーンのレーシングストライプは909ベルグスパイダーに、ライトは718 RS 60スパイダーにインスパイアされたものだ。

インテリアでは、ドア、ダッシュボード、グローブボックス、ステアリングホイール、ヘッドライナーにアルカンターラが使用されている。また、バケットシートが標準装備される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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