日産マックスアウト 2人乗りオープンカー・コンセプト実車披露 日産フューチャーズにて

公開 : 2023.02.02 13:30  更新 : 2023.02.02 13:41

日産マックスアウト(Max-Out)なるコンセプトカーが神奈川県横浜市の日産グローバル本社ギャラリーで公開されました。

コンセプトカー「マックスアウト(Max-Out)

日産は、コンセプトカー「マックスアウト(Max-Out)」の実車を初公開した。

このコンセプトカーは、2021年11月に長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した際にバーチャルで公開したEVオープンカーだ。

日産マックスアウト(Max-Out)
日産マックスアウト(Max-Out)

持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現化したという。

マックスアウトは2シーターのオープンカーで、クルマとの一体感を基本コンセプトにしている。

開放感とダイナミックなドライビング体験を予感させるデザインが特徴だ。

第二プロダクトデザイン部のデザインマネージャー、ユー・リーハオは現地にて解説を実施。デザイン哲学に「疾走感」を盛り込んだと語った。

内装は日本の90年代のグラフィックを未来的解釈したものだという。「渋谷」というキーワードが出てきた。

製品化については現地では語られなかった。

「お客さまと社会に貢献していく日産のビジョンを体現し、先進性にあふれた印象的なデザインの多様なクルマを開発し続ける日産の革新性を象徴しています」とのことであった。

マックスアウト、どこで見られる?

日産は、日産が考える持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来を体感できる「Nissan FUTURES」イベントを、日産グローバル本社ギャラリーにて2月4日(土)から3月1日(水)の期間で開催する。

電動化技術や知能化技術、エネルギーマネジメント、バッテリー二次利用などにおける日産のイノベーションを紹介するカスタマー参加型のイベントや、専門家を招いたパネルディスカッションなどがを用意されている。

日産マックスアウトは、日産グローバル本社ギャラリーにて2月4日(土)から3月1日(水)の期間で開催する「Nissan FUTURES」イベントにて見ることができる。
日産マックスアウトは、日産グローバル本社ギャラリーにて2月4日(土)から3月1日(水)の期間で開催する「Nissan FUTURES」イベントにて見ることができる。

これらのイベントやパネルディスカッションには、会場でもオンラインでも無料で参加できる。

V2Xとバッテリーの二次利用をテーマにした専門家によるパネルディスカッション

2月21日には、日産が10年以上前から積極的に取り組んでいるV2X(Vehicle-to-everything)とバッテリーの二次利用をテーマに、日産とパートナー企業の専門家によるパネルディスカッションを開催。

電動モビリティへの移行にはチャレンジが伴うが、同時に多くの新たな機会も創出されていると日産は考える。日産がパートナーとの協力を通じて、どのように業界をリードしてきたかを探るという。

「TALK 4 FUTURES」ウィークリーパネルディスカッション

日産は、「Sustainability(サステナビリティ)」「Economy(エコノミー)」「Innovation(イノベーション)」「Culture(カルチャー)」の4つのテーマについて多様で新しい視点を提供できるステークホルダーとの関わりを大切にしているという。

「TALK 4 FUTURES」は、専門家やZ世代を含む影響力のある方々とのオープンな対話を目指したパネルディスカッションで、毎週土曜日の13時30分からグローバル本社ギャラリーで開催する。

記事に関わった人々

  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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