DS7 詳細データテスト パフォーマンスはまずまず ハンドリングもそこそこ EV走行はかなり快適

公開 : 2023.05.06 20:25

使い勝手 ★★★★★★★★☆☆

インフォテインメント

DS7のマイナーチェンジにおける大きな変化は、インフォテインメントシステムの刷新だ。DSアイリスシステムは、従来どおり12.0インチのタッチ式画面を用いるが、ソフトウェアはDS4から導入した、最近のプジョーシトロエンヴォグゾールでも使われているものだ。DS専用のグラフィックはクロスバックのときほど華やかではないが、そのぶん見やすさは増している。

ディスプレイの反応はかなり早く、メニューは全体的にロジカル。また、ホーム画面は好みに合わせて設定できる。しかしながら、エアコンやシートのヒーターとクーラー操作に関しては、改善の余地がある。メニューに隠されてしまっていて、使うときにはホーム画面の大きすぎるエリアを占めてしまう。

マイナーチェンジで導入された新型インフォテインメントは、見やすさも操作性も向上したが、空調関連の操作系はまだ改善の余地がある。
マイナーチェンジで導入された新型インフォテインメントは、見やすさも操作性も向上したが、空調関連の操作系はまだ改善の余地がある。    LUC LACEY

オプションのフォーカル・エレクトラHi−Fiシステムのサウンドは良好だが、並外れていいというほどではない。Apple CarPlayとAndroid Autoは、どちらもワイヤレス接続が可能だ。

燈火類

マトリックスLEDヘッドライトは、パワーはあるが作動が遅く、ほとんどの場合に照射パターンが固定されている。

ステアリングとペダル

電動シートのアジャスト幅は広く、チルトや座面長も調整できる。ステアリングコラムは手動式で、調整幅は大きい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 撮影

    リュク・レーシー

    Luc Lacey

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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