マツダで1番売れる「CX-5」 グレード見直しの狙いは? スポーティ系が好調

公開 : 2023.09.04 11:46  更新 : 2023.09.06 10:34

CX-30/マツダ3も商品改良

また、CX-5と同時にコンパクト・クロスオーバーSUVの「CX-30」と、Cセグメント・ハッチバック&セダンの「マツダ3」も商品改良が発表された。

まず機種体系が変更され、CX-30ではe-SKYACTIV X搭載車と全エンジンでMT車がフェードアウトした。マツダ3でも、e-SKYACTIV X搭載車はファストバックの4WD車だけになり、搭載エンジンの種類やMT車が減少している。

マツダ3、CX-30、CX-5に追加された特別仕様車「レトロスポーツ・エディション」
マツダ3、CX-30、CX-5に追加された特別仕様車「レトロスポーツ・エディション」    マツダ

また、CX-30、マツダ3ともCX-5と同様の「レトロスポーツエディション」が設定され、「プロアクティブ」と「ブラックトーンエディション」の3グレード構成となる(プロアクティブ・ツーリングセレクションはフェードアウト)。

さらにCX-30においては、誤発進抑制機能やドライバーモニタリングを進化させ、安全性を向上。10.25インチ・センターディスプレイ(従来型は8.8インチ)の採用、ワイヤレス充電やUSB(タイプC)端子の追加などで、利便性や快適性を向上している。

ボディカラーでは、ジルコンサンドメタリックをCX-30とマツダ3に、セラミックメタリックをCX-30に(マツダ3には本年4月に追加済み)追加している。

CX-30の主なグレードと車両価格は、255万6400円(20S/2WD)〜367万8400円(XDレトロスポーツエディション/4WD)となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。

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