ユーロNCAPで5つ星獲得 新型レクサスRZ 乗員と歩行者で80%以上のスコア

公開 : 2023.09.14 07:45  更新 : 2023.09.14 09:17

世界初となる緊急停止機能も搭載

ドライバーモニター機能は、ステアリングホイール上に内蔵されたカメラで、ドライバーの集中状態を監視。疲労が溜まったり体調不良だと判断されると、聴覚と視覚でドライバーへ警告を発する。

これにドライバーが反応しない場合、ハザードランプを点灯させながら車両を滑らかに停止させる、エマージェンシー・ドライビングストップ機能もRZは搭載する。これは、世界初のシステムだとレクサスは主張する。

レクサスRZ(欧州仕様)
レクサスRZ(欧州仕様)    レクサス

プロアクティブ・ドライビングアシストは、市街地などの低速域で動作する。カメラが進行方向を捉え、横断中の歩行者や路上駐車の車両などを識別。衝突の可能性がある場合は、車線を維持しながら自動的にブレーキとステアリングが操作されるそうだ。

このレクサス・セーフティ・システム+には、オート・ハイビームが標準。欧州の上級グレード、タクミでは、アダプティブ・ハイビームが実装される。これは、対向車を判別し、ハイビームの照射範囲を自動的に調整する機能となる。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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