英編集部の注目車両7台はコレ ホンダ/レクサス/スズキ 次期スイフト 斬新なEVコンセプト

公開 : 2023.10.04 15:05

レクサスEVコンセプト

レクサスによる革新的なバッテリーEVが、2026年に正式発表される予定にある。デザインやシャシー構造、パワートレイン技術など、多くの新しいアプローチを先駆けて導入するという。

このEVコンセプトは、その予告モデルに当たる。自動車の設計に対し、包括的な革命をもたらすとも主張されている。BMWメルセデス・ベンツアウディの直接的なライバルになる一連のモデルが控えているが、その序章を告げることになるようだ。

レクサスEVコンセプト
レクサスEVコンセプト    レクサス

スズキEWX

既存モデルのスズキ・ハスラーにも似た雰囲気が与えられた、四角い電動コンパクトカーは、都市部での自動車利用を可能な限り安楽にすることをテーマにデザインされた。「楽しさと実用性を兼ね備えたクロスオーバー」だという。

スタイリングはシンプルな面構成で、ボディパネルの隙間は小さく、空力特性にも意識されている様子。航続距離は228kmが想定され、乗員が自宅のようにくつろげるインテリアを備えるとのこと。

スズキEWX
スズキEWX    スズキ

具体的なスペックなどは不明。同時に出展されるeVXには60kWhの駆動用バッテリーが搭載されており、それより小さい容量になるだろう。

スズキeVX

スズキ初のバッテリーEVとして、量産を前提とした段階にある。「ブランドの四輪駆動の伝統を継承する」ことをテーマに掲げたクロスオーバーで、サイズはSX4 S-クロスと同等になる模様。

インド・デリーで開催されたオートエキスポ2023において、既にこのコンセプトカーはお披露目されている。駆動用バッテリーの容量は60kWhで、1度の充電で走れる航続距離は、550kmが想定されている。

スズキeVX
スズキeVX    スズキ

スズキらしく、価格は低く抑えられるようだ。英国では、3万ポンド(約543万円)前後になるだろう。ただしこれは、シングルモーターで二輪駆動の場合。発売時期は、2025年がアナウンスされている。

次期スズキ・スイフト

次世代のスイフトも出展予定。躍動的でカリスマ性のある動的能力へフォーカスを当て、開発を進めたとされている。持続可能性へ配慮しつつ、「ドライブとフィール」を大切にしたとスズキは主張する。

これまでのところ、公表されている内容は限定的。発売は2024年へ迫っており、近く詳しい情報が提供されることだろう。

次期スズキ・スイフト
次期スズキ・スイフト    スズキ

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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