ドラマチックな内容へ期待 レクサスの次世代EVコンセプト 2028年までに航続1200kmを目指す

公開 : 2023.10.05 14:35

航続距離は800km 2028年には1200km

今回のコンセプトカーに関して、事前に公開されている画像は限られるが、レクサスISへ近いサイズ感になる模様。大胆なスタイリングをまとい、全高は低く抑えられている。

フロントマスクは、スピンドルグリルからお別れ。シャープなLEDヘッドライトが与えられ、筋肉質なボンネットやフェンダーラインなどはV10エンジンのスーパーカー、LFAを彷彿とさせる。

レクサスLFA(2010〜2012年/欧州仕様)
レクサスLFA(2010〜2012年/欧州仕様)

ドアミラーはなく、スリムなカメラが突き出ている。これらは、空力特性の最適化や、高度なデジタル技術の導入を示すものといえるだろう。

期待の航続距離は、800kmへ届くようだ。次世代のリチウムイオン・バッテリーを採用し、高いエネルギー密度を実現しつつ、コストは従来品から40%も削減できるとうたわれる。バッテリーパックも小さく、厚みは100mmとのこと。

2027年から2028年までには、1000kmの航続距離を実現できる可能性があるそうだ。また2028年には、一度の充電で1200kmを走れる、ソリッドステート・バッテリーも実用化される計画にある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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