パイオニアが「COCCHi」の音声をアップデート 検索時「入力の揺らぎ」にも対応

公開 : 2023.12.18 16:15  更新 : 2023.12.18 17:11

パイオニアの「COCCHi」が、ルート案内の音声をアップデート。また、検索する際の住所入力の揺らぎなどを補正するようになりました。

ルート案内の「声」が高品質に

スマートフォン専用の新たなカーナビアプリとして注目を集めている「COCCHi」が、12月18日に更新された。

ここではパイオニアの報道発表をもとに、3つのアップデートポイントをご紹介しよう。

パイオニアのスマホ専用ナビアプリ「COCCHi」に、3つのアップデートが適用された。
パイオニアのスマホ専用ナビアプリ「COCCHi」に、3つのアップデートが適用された。    宮澤佳久

まずは、ガイダンスの音声。

月額350円となる基本プランのユーザー向けに「ニューラル音声」が実装された。

COCCHiの公式サイトでサンプル音声が公開されており、これまでのスタンダードな声と比較することができる。ヒトの発話に近く、自然で聞き取りやすい案内になった印象だ。

2つ目は、「目的地検索機能」を強化し、入力内容に対する検索精度を高めたこと。

市区町村以下の一部の住所情報からも目的地を設定できるほか、「丁目」「番地」「ハイフン」などの“入力の揺らぎ”を補正して検索するようになった。

ユーザーから要望が高かったアップデートをさっそく適用した形になり、こちらについては無料プラン/基本プランの両方が対象となる。

3つ目は、アンドロイドユーザーに嬉しい情報。

基本プランを使っている方なら、「Android Auto」を使ったルート案内中にも、ドライブ中の困りごとをサポートしてくれる「アシスト機能」が使えるようになった。

スマホ画面上のCOCCHiのアイコンから「アシスト機能」を簡単に選択できるから、「駐車場」「トイレ施設」などをスムーズに検索できることになる。

先月のアップデートでは、ディスプレイオーディオ接続時のルート案内中に、主要交差点のイラストが表示されるようになったCOCCHi。Google Mapsで検索した地点をルート案内に引き継げるバージョンアップも行われるなど、ますます使い勝手が高まっている。

記事に関わった人々

  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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