クルマ漬けの毎日から

2025.05.26

スウェーデンのEVブランド、ポールスターの「3」と「4」に試乗しました。SUVの「3」と、クロスオーバーの「4」はどちらもタッチスクリーン付きですが、操作はだいぶ異なります。

ポールスター「3」と「4」に試乗、学んだこととは?【クロプリー編集長コラム】

もくじ

先週は「3」、今週は「4」
1週間後:「4」の試乗で学んだこと

先週は「3」、今週は「4」

この数日、SUVのポールスター3に試乗していたが、クルマの入れ替えがあり、今日からクロスオーバーのポールスター4の試乗をスタートした。

SUVのポールスター3。先週試乗していたのはこちら。

この2台の大型EVに私は感動している(乗り心地については、「3」のほうが私の好み)。とくに抑制の効いたデザイン、魅力的なインテリアと素材、それに多くの機能のベースとなっているタッチスクリーンも素晴らしいと思う。

両モデルともにオーディオの主要機能は、円形のダイヤルで操作できる。「3」のほうが「4」よりもわかりやすく、タッチ操作もロジカルで使いやすい。

サルーンのデザイン要素も持つ、クロスオーバーのポールスター4(欧州仕様)。

一方「4」は、我が家の近隣の細い道路では、車幅がとても広いと感じる。だが、スムーズで静粛性が高く、またインテリアもエクステリアも印象的なデザインであること、それに静かでありながらも加速が非常にパワフルなところがとても気に入っている。こういうクルマを毎日運転できたら、じつに楽しいだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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