クルマ漬けの毎日から

2025.09.16

洗車場でクロプリー家のダチア・ダスターのキーがなくなってしまいました。キーは戻って来るのでしょうか?

キーがない! ダチア・ダスターに起きた災難【クロプリー編集長コラム】

もくじ

よく働いたダスター、洗車場へ しかし……
翌日:警察に相談
1週間後:ありがとう! 2人のサービス受付係

よく働いたダスター、洗車場へ しかし……

今週私は休暇中。4年目のダチア・ダスターでリサイクルセンター(廃棄物処理場)まで何度か往復し、身の回りの整理ができたことに満足感をおぼえていた。それでダスターに乗って洗車場へ行き、プロの手で洗車して、磨きをかけてもらおうと考えた。

行きつけの洗車場へ到着し、作業を依頼。ダスターがどんどん綺麗になっていくのを嬉しい気持ちで眺めていた。いよいよ仕上げの段階になり、洗車場のスタッフがダスターを別の場所へ移動させようとした時、悪夢が起きた。

いくつかの小さなミスが重なり、ダスターのキーは、その前に洗車していたシルバーのヴォグゾールの灰皿に間違って置かれたままになっていたのだ。だが、そのヴォグゾールはたったいま、洗車場をあとにした。私のダスターはロックがかかった状態で、動かせなくなってしまったのだ。

ダチア・ダスター(第2世代)

洗車場のスタッフたちはなんとかキーを取り戻せないものかと思案している様子で、また店長はこうなったいきさつを私に説明した。そのヴォグゾールについて、いまわかっているのは登録ナンバーのみ。サイレンセスター地域(地元)で登録されたクルマだという。

しかし、まずはダスターを移動させなければならない。幸運なことに、妻が家にいた。それでスペアキーを探して、洗車場へ持って来てもらうことができた。

ダスターを運転して帰宅する道すがら、ひとまず落ち着いた私は、じきにあのヴォグゾールの女性は私のダスターのキーに気づき、洗車場に返しに来てくれるだろうと肯定的に考え、自分を元気づけていた。だが、数時間経過しても、ヴォグゾールは戻って来なかった。

そこで私は、地元のダチア販売店に電話をかけた。新しいキーを買うには、車検証、運転免許証が必要となり、費用は350ポンド(約7万円)かかるという。またキーの交換には3週間かかる。というのも、キーはフランスから入手するから。それに新しいキーをコーディングするために、クルマも必要になるという。

私は平常心でいようと努めた。もし息子が同じ状況にあったとしたら、自分は彼にそうアドバイスすると思ったから。だが結局、この日は一日中嫌な気分で過ごした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    小島薫

    Kaoru Kojima

    ドイツ自動車メーカーの日本法人に在籍し、オーナーズマニュアルの制作を担当。その後フリーランスで翻訳をはじめる。クルマはハッチバックを10台以上乗り継ぎ、現在はクーペを楽しんでいる。趣味はピアノ。

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