国内試乗

2017.07.15

スバル・レヴォーグがマイナーチェンジ 「熟成」重視 その評価は? 試乗記

スバル・レヴォーグ

テスト日 : 2017年07月14日

文・小川フミオ 撮影・前田惠介 

[編集部より]

マイナーチェンジしたスバル・レヴォーグの試乗記です。「総合安全性能」と「ツーリング性能」を強化したとスバルは言いますが、実際に乗ってみて、感じることができるのでしょうか? 1.6ℓと2.0ℓの両方に乗りました。

■どんなクルマ?

動的質感と乗り味に目をつけた

スバル・レヴォーグが走りの面を中心にマイナーチェンジを受け2017年7月3日より発売された。「総合安全性能」と「ツーリング性能」を大きく強化したというのがスバルの謳い文句だ。

レヴォーグは2014年に発表されたモデルでコンセプトはスポーツツアラー。スポーツカーとスバルでは位置づけるWRX STIのスポーツ性と、ツーリングワゴンであるレガシィの機能性を持ったモデルとして開発された。

これまでにレヴォーグには、いくつかの改良が加えられてきた。ひとつはアドバンストセーフティパッケージの設定。もうひとつは専用チューニングの足回りを与えられるなどしてよりスポーティなSTIスポーツというグレードの新設定だ。

現在は1.6 GT、同GT-S、2.0 GT-Sに加え、1.6 STIスポーツと2.0 STIスポーツとでラインナップが構成される。

今回の眼目のひとつは、全車速域で加減速、ブレーキ、ステアリングホイールの操作をサポートするアイサイトの新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」をスバルとして初搭載した点。

ツーリングアシストは全車速追従機能つきクルーズコントロールのさらなる進化形だ。0km/hから60km/hまでの範囲で作動。車線に関係なく自動ステアリングで先行車についていく。

加えて、100km/hを超え120km/hまでアシストする領域が拡大している。「一部高速道路における最高速度の引き上げが検討されていることに前もって対応しました」とスバルの技術者は述べている。

安全性能においても技術が追加された。後退時障害物との接近距離を知らせ、さらに加速抑制と最終的には制動を行う「後退時自動ブレーキ」だ。

「フロントビューモニター」はフロントグリルに広角カメラを設定したもの。左右が見にくい交差点などで接近車両などの存在をモニターするこで出合い頭の事故を防ぐ。

ほかにも新採用の安全支援技術はあるが、もうひとつ注目すべきは運転の楽しさがさらに拡充したことだ。

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