[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

フォルクスワーゲンUp! GTI試乗 価格・スペック共に魅力 日本導入にも期待

2018.03.05

100字サマリー

フォルクスワーゲンの都市部用コンパクト、Up!に、日本導入も待ち望まれるGTIバージョンが登場。「GTI」ブランドを名乗るに相応しいホットハッチとなっているのか、英国の道で確かめます。

もくじ

どんなクルマ?
初代GTIと近似するボディサイズと最高出力
「GTI」にするため、全方位アップデート

どんな感じ?
コーナーを選ばず攻め込めるバランス
使い切れるパワーが生む、楽しい体感速度
他のフォルクスワーゲンと変わらぬ洗練性

「買い」か?
身近に乗れる、魅力的なホットハッチ

スペック
フォルクスワーゲン Up! GTI 1.0TSIのスペック

どんなクルマ?

初代GTIと近似するボディサイズと最高出力

遂に、元気なフォルクスワーゲンのUp!の、ホットで速いモデルが英国にやってきた。

これまでの経緯は恐らくご存知かとは思うが、2016年にUp!のGTIが登場すると公表されて以来、フォルクスワーゲンは1976年の初代ゴルフGTIと、その存在をリンクさせてきた。新しいUp! GTIは、パフォーマンスやサイズ、パワーなどでホットハッチの象徴でもある初代ゴルフGTIと近似しているのだから、無理もない。

ただ、わたしの場合、この2台の近似点を比較させても、あまり実感が沸かないのが本音。何しろ初代ゴルフGTIの登場時はまだ17歳だったし、いままで運転したことがないから。

紙面上のデータを見る限り、この2台は類似しているように思える。Up!はターボチャージャー付きの1ℓ3気筒が114psを発生させるのに対し、初代ゴルフGTIは自然吸気の1.6ℓ4気筒が110psを発生させていた。

この2台は異なる時代のクルマ。もちろんUp!は現代のクルマだから、初代ゴルフより装備や信頼性、安全性などの面では優れている。

Up! GTIが、初代ゴルフGTIのような象徴的な地位を本当に確立できるのか、あるいは現行のゴルフGTIと同等の評価を得られるのかを知るには、40年ほど待つ必要があるのかもしれない。

 
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