ロードテスト 三菱エクリプス・クロス ★★★★★★☆☆☆☆

2018.03.31

100字サマリー

衝撃的なスタイリングと高いコストパフォーマンスを武器に、人気カテゴリーへ参戦する三菱の新型クロスオーバーSUV、エクリプス・クロス。性能面でも、ライバルたちを打ち負かすことができるのでしょうか。

もくじ

はじめに
意匠と技術
内装
走り
使い勝手
乗り味
購入と維持
スペック
結論

はじめに

三菱は変わった。少なくとも、6年ほど前とはまったく違うメーカーのように思える。2014年にアウトランダーのプラグイン・ハイブリッド版を導入した際には、発売初年度にして英国での三菱車の販売台数がほぼ倍増している。

もっとも、アウトランダーPHEVの成果は局地的で、世界的に見れば状況を大きく変えるほど貢献しているとはいえない。しかしながらほかのラインナップが、とりわけアジア市場でシェアを伸ばし続けており、年販台数を100万台の大台に押し上げた。

そしてこの成功が、2016年に三菱を傘下へ収めた日産にとって、それを考える動機となったのは疑うまでもない。そうして、ルノーを含めた3社体制のアライアンスが発足したのである。

新車開発にかかる時間を考えれば、このアライアンスの一員となった後に白紙から開発された三菱車が出てくるのは、もうしばらく先のこととなるだろう。だからといって、ロードテストの俎上に今回載せるクルマの重要度が、そのメーカーにとって低いというわけではない。ようやく足場が固まった三菱が、群雄割拠の中型クロスオーバーSUV市場に参入したのである。トヨタC-HRや日産キャシュカイ、フォルクスワーゲンT-Roc、セアト・アテカなど、新旧コンテンダーが入り乱れる、赤マル急成長中のカテゴリーに、である。

三菱といえば、四駆にかけては長年積み上げた実績の持ち主。それだけに、ライバルたちとは異なり、パワートレインを問わぬ4WDの設定をエクリプス・クロスに期待するかもしれない。しかし、見るべきはそれだけではない。大胆なルックス、優れたハンドリングと走り、そしてこれまで三菱が送り出してきた小型車にはなかった高級感。そうしたもろもろを検証していきたいと思う。

 

意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 使い勝手 ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

 
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