個性的な都会派コンパクトSUV 長期テスト スズキ・イグニス(最終回)

2019.10.05

100字サマリー

マイルド・ハイブリッドを搭載したSUVでありコンパクトなシティカーでもあるスズキ・イグニス。長期テストも最終回となりました。魅力的なスタイリグを持つクルマですが、実用性にも優れた、楽しいコンパクトカーといえるのでしょうか。

もくじ

積算1万1373km 久しぶりに思わぬトラブル
後部座席の乗り心地は厳しい
マイルド・ハイブリッドの燃費に関心
英国編集部での評価は高い
セカンド・オピニオン

積算1万1373km 久しぶりに思わぬトラブル

text:Kris Culmer(クリス・カルマー)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

久しぶりにスズキ・イグニスのハンドルを握ることにしたある日のこと。エンジンをスタートするやいなや、インストゥルメント・パネルにタイヤの空気圧低下の警告灯が点灯した。実際にタイヤを確認すると確実に空気は入っており、イグニスも数100m走ったあたりで、空気が足りていることを認識したようだ。このような誤検知も、今後気をつけなければらなそうだ。

積算2万3073km 初の整備の対応「可」、値段「やや難」

スズキ・イグニスを初めての整備に出した。AUTOCARの姉妹紙による整備の満足度調査では34位中14位と振るわなかったスズキだが、今回の整備での印象は至って普通。92%の回答者が良いと答えたスタッフの接客態度もその通りで、72%が答えた値段設定の妥当性も同じようなもの。

スズキ・イグニス1.2デュアルジェット SHVS オールグリップ SZ5(写真右)
スズキ・イグニス1.2デュアルジェット SHVS オールグリップ SZ5(写真右)

しかし、この小さいハッチバックの点検に210ポンド(3万円)払うのは少々高いようにも思える。この印象が影響しているのかもしれない。

積算2万5657km コンパクトなSUVは燃費も良好

スズキはイグニスのことを、「4X4の精神と技術を小さなボディに詰め込んだ」と表現しているが、われわれは「スーパミニ(A・Bセグメント)のSUV」と呼んでいる。わたしの家族は「レゴのクルマ」と呼ぶし、友人はだいぶ汚い表現で呼ぶこともある。

イグニスのカテゴリーはとても中間的なものなことは確かだが、長期テストで乗った期間、楽しむことはできた。100%信頼でき、質素で高速道路を数100km走っても燃費は想像の半分程度だった。

 
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