【純EVへのゲートウェイ】トヨタ・カローラ(6) 英国の2035年問題 長期テスト

2020.03.28

サマリー

新しく生まれ変わったトヨタ・カローラ。競争の激しいファミリーカーの中で、どれほど優れた内容を備えているのでしょうか。日本ではカローラ・スポーツと呼ばれるハッチバックを、時間を掛けて英国編集部が検証します。

もくじ

積算9157km 純正ナビのテンキー
積算9499km カローラへの控えめな反応
EVを購入する準備は整っている?
急進的な変化についていけるのか
テストデータ

積算9157km 純正ナビのテンキー

text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
英国の場合、ナビの目的地設定に便利で速いのが郵便番号。だが、トヨタ・カローラ・スポーツの英国仕様の場合、テンキーは別のキーボードメニューを選ばないと表示されない。文字種類の変更ボタンを押す必要がある。

数字を入力した後、アルファベットを入力するにも、切り替えが必要。なかなか面倒だ。

トヨタ・カローラ(カローラ・スポーツ)・エクセル2.0ハイブリッド(英国仕様)
トヨタ・カローラ(カローラ・スポーツ)・エクセル2.0ハイブリッド(英国仕様)

積算9499km カローラへの控えめな反応

トヨタ・カローラ・スポーツに乗った後の感想を聞くと、多くの人が「うーん、良いですね」 といった反応をする。同時に、丁寧に少し頭をうなずかせる。即答するわけでもない。

家族や友人、同僚が初めてカローラ・スポーツに乗った後の反応も薄かった。しばらく待って、色々確かめるようにしたあと、「うーん、良いですね」 というような言葉が出てくる。

トヨタ・カローラ(カローラ・スポーツ)・エクセル2.0ハイブリッド(英国仕様)
トヨタ・カローラ(カローラ・スポーツ)・エクセル2.0ハイブリッド(英国仕様)

自動車の評価が仕事のわれわれは、感情の変化を求めがち。カローラ・スポーツのようなクルマの場合は、相応しい反応なのかもしれない。特にエキサイティングでなくても、とても心地よく、好感が持てるクルマだ。

熱烈な賛辞や、目を見開くほど感心するクルマに出会うことはある。でも多くの人が、自然に肯定的な反応をするクルマは多くはない。

ただし、すべての人がカローラ・スポーツ、あるいは搭載するハイブリッドを好意的に受け止めているわけではないことも確か。英国政府はハイブリッドモデルを、ガソリンやディーゼルエンジンと並んで、環境的に今後推奨できないクルマに含めたのだから。

 
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