メルセデス・ベンツCクラス・クーペ/カブリオレ改良新型 ニューヨーク・モーターショー

公開 : 2018.03.22 06:10

M・ベンツ「Cクラス・クーペ/カブリオレ」がマイナーチェンジ! 注目はマイルドハイブリッド車の登場です。「EQブースト」を名乗るシステムは、ベルト駆動式オルタネーターにより、ワンランク上の加速とスムースさを実現します。

もくじ

2ドアもフェイスリフト マイルドハイブリッド登場
ハイブリッドの恩恵 鋭い加速/スムースな回転
ディーゼルも存続 内外装アップデート

2ドアもフェイスリフト マイルドハイブリッド登場

メルセデス・ベンツは、ニューヨーク・モーターショーの正式デビューに先駆け、フェイスリフトを受けたCクラス・クーペ/カブリオレを公開した。

新たなルックスを与えられたCクラスの2ドア・クーペは、ジュネーブ・モーターショーで発表されたフェイスリフト版Cクラス・セダン/エステートに続いての公開。予想されたエクステリアの小変更とインテリアのアップグレードに加え、モデルライフ中盤を迎え、メカニカル部分についても変更が加えられており、四輪駆動のC43 4MATICにはよりパワフルなエンジンが与えられる。

エンジン自体は、これまで同様、セダンやエステートでも使用されているターボ付き3.0ℓV6ガソリンであり、トルクは53.0kg-mで変わりないものの、パワーは23psアップの392psとなる。


パワーアップにもかかわらず、メルセデス-AMGはC43 4MATICのパフォーマンススペックを、
・0-100km/h加速:4.7秒
・最高速:249km/h
と、これまで同様の数値で発表している。

マイルドハイブリッド搭載 「EQブースト」導入

さらに、フェイスリフト版Cクラスでは、マイルドハイブリッドを採用するエントリーレベル車のEQブーストが、今年後半から英国を含めたいくつかの市場に導入されるという。

パワートレインは、184ps/28.5kg-mを発揮するメルセデスの新型ターボ付き1.5ℓ4気筒ガソリンエンジンをベースに、142ps/16.3kg-mのベルト駆動式オルタネーターを組み合わせ、短時間の加速力向上と、低回転時における滑らかさを手にしている。

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