機敏なライトウェイトからパワフルなV8モデルまで 2026年欧州版 最も注目すべきスポーツカー 10選(後編)

公開 : 2026.08.03 12:05

デザイン、走行性能、実用性など、さまざまな観点からAUTOCAR UK編集部イチオシの「スポーツカー」を10台紹介します。時代は変われど、運転する喜びや楽しさを存分に味わえるスポーツカーの魅力は衰えていません。

7. ロータスエミーラ

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:6点
長所:極めてバランスの取れたシャシー 魅力的なステアリング クラストップの運転体験
短所:4気筒エンジンは少々物足りない ポルシェほど日常使いには向かない ブレーキペダルの感触が独特
最大の特徴:クルマとの一体感

若々しいエキゾチックな外観から、ヘセルが数十年にわたり築き上げてきたハンドリング特性を受け継ぐシャシーに至るまで、エミーラは正真正銘のロータススポーツカーである。

7. ロータス・エミーラ
7. ロータス・エミーラ

「ドライバーズカーとして、エミーラは概ね素晴らしい1台だ。実際、難易度の高い道路こそが、このクルマの真価が最も発揮される場面だ」
――マット・プライヤー(編集委員)

パワートレインは、オートマティック・トランスミッションと組み合わせたメルセデスAMG製2.0L直列4気筒ターボエンジン、あるいはより運転の楽しさを感じさせる6速マニュアルを採用したトヨタ製スーパーチャージャー付き3.5L V6エンジンのいずれかだ。

ドイツ製4気筒エンジンを搭載したモデルは、パワーやスピードに不足はなく、最高出力405ps、0-100km/h加速4.0秒を誇る。しかし、V6エンジンほどの個性はない。

重要なのは、エミーラが肝心な場面、つまりコーナリングにおいて、まさにロータスらしい走りを見せる点だ。718ケイマンより重いにもかかわらず、バランスは素晴らしく、サスペンションの減衰も適切だ。

ステアリングは反応が鋭く、手応えも十分で、機敏な動きでコーナーを駆け抜けることができる。不安定な路面の凹凸を難なく乗り越える能力は、ドライバーの自信をさらに高めてくれるだろう。

8. フォードマスタング

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:8点
長所:極めて魅力的 コストパフォーマンスに優れる 快適
短所:見た目は万人受けしない もっと実用的なスポーツカーも存在する 決して経済的とは言えない
最大の特徴:V8パワー

最高出力446psのV8エンジンを搭載したフォード・マスタングは、英国では6万ポンド(約1300万円)弱で手に入る。

8. フォード・マスタング
8. フォード・マスタング

「オートマティックよりマニュアルをおすすめする。標準仕様のGTでも十分なパワーを備えており、ダークホースよりも最終的に1万2000ポンド(約260万円)近く安い」
――ジョナサン・ブライス(ソーシャルメディア担当エグゼクティブ)

とはいえ、英国でマスタングを所有するにはいくつかの欠点がある。その巨大なサイズゆえ、街中でどこに駐車するか、またどのような道を走るかについて、よく考えなければならない。

また、「大食漢」とも言える5.0L V8エンジンを搭載しているため、ドイツ製スポーツカーに乗る人たちよりもガソリンスタンドへ立ち寄る頻度は高くなるだろう。

マスタングは昔ながらのスポーツカーと言える存在だが、これほどわかりやすい魅力を持つ直接のライバルは少ない。気筒数の少ないエンジンでは到底及ばない魅力を持ち、後輪駆動のシャシーバランスも実に素晴らしい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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