ふしぎなモノも? 米国車、ダッシュボード進化の歴史 後編

2019.04.29

100字サマリー

デジタル化の進展とともに、キャビンには数多くのスイッチやボタンが並ぶ時代が続きましたが、最新のテスラではスクリーンにほとんどの機能を集約し、ミニマリズムの極致とでも呼ぶべきデザインが採用されています。最高のインテリアを求める旅はこれからも続きます。

ビュイック・リビエラ(1986年)

小型化というのは、1986年に登場したビュイック・リビエラの特徴のひとつに過ぎない。

キャビンには、グラフィック・コントロール・センター(GCC)と呼ばれたタッチ式9インチスクリーンが設置されており、ビュイックが91の操作が可能だとする、原始的ではあるものの、非常に革新的なインフォテインメントシステムだった。

このクルマのドライバーは、スクリーンをタッチすることで、ラジオの選局を行ったり、エアコン温度を調整したり、車両診断システムにアクセスすることができた。

ふたつの8ビットCPUが駆動するこのGCCは、1990年に姿を消すまでに、ビュイック・レアッタにも採用されている。

オールズモビルもこの技術を採用していたが、ドライバーたちは、エアコンの設定温度を変更するにも、タッチ式スクリーンからの操作が必要なため、視線を道路から外すことになるとして不満を述べており、さらにすべてのタッチ操作で電子音が鳴り響いていた。

2019年のいま、こうしたドライバーたちは最新モデルではどうしているのだろうか?

 
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