ふしぎなモノも? 米国車、ダッシュボード進化の歴史 後編

公開 : 2019.04.29 18:50  更新 : 2019.05.04 13:03

キャデラック・アランテ(1986年)

ピニンファリーナ作のアランテのインテリアに、キャデラックは完全な戦闘機スタイルを取り入れている。

レカロシートに腰を下ろすと、ドライバーの眼前にはふたつのアナログ式メーターとデジタル表示式速度計が配置され、その下には数多くのボタンが並ぶとともに、右側にはインストゥルメントクラスターが置かれていた。

それぞれのメーター中心にある照準線は、まるでビデオゲームのようだった。

アランテに自動追尾ミサイルは装備されていなかったが、このクルマのオーナーは、自動車用携帯電話を選択することで、キャビンをさらにハイテクにすることも可能だった。

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