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栄光のミニ・クーパーS、オークションに 故バリー “ウィゾー” ウイリアムズの愛車 フルヴィアも

2019.06.27

100字サマリー

昨年亡くなった英国モータースポーツ界の人気者、バリー “ウィゾー” ウイリアムズの愛車がオークションに出品。中には国際ラリーで初優勝したクーパーSや、素晴らしいコンディションのランチアが含まれます。

もくじ

予想より早く納車 分割払いで購入
晩年まで愛車に ミニ・クーパーS
4年掛けてレストア ランチア・フルヴィア
父親の会社が販売 カートも

予想より早く納車 分割払いで購入

故バリー “ウィゾー” ウイリアムズが所有していた3台のクルマが、7月のシルバーストン・オークションに出品される。

2018年9月8日にこの世を去ったウィリアムズは、豪快な性格と満面の笑顔でモータースポーツの世界ではとても人気のある人物だった。

ミニ・クーパーS、ランチア・フルヴィアHF1600、そして1961年製ファスタカートの3台は、いずれも彼のキャリアにおける素晴らしい一場面を彩ったクルマだ。

3台とも興味深いクルマだが、中でもミニにはひときわ魅力的な物語が込められている。

国際ラリーで初めて優勝したミニ・クーパーSであり、ウィゾーはこれを少々変わった方法で手に入れた。

1963年、公道で起きた無過失の事故で病院に運ばれた彼は、その回復途中に1071ccの新型クーパーSが発売されるという話を耳にする。納車まで6カ月待ちの状態らしいということだったので、彼はすぐに注文した。しかし、120MNPの登録番号を付けたミニは、3週間後には彼の元に届いたのだ。

「このクルマが届いたとき、わたしには支払う代金がありませんでした。しかし分割払いで手に入れることができたのです。クーパーよりずっと良いクルマでした。ブレーキが優れてたからです」 彼は後にそう回想している。

 
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