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ロータス、なぜ超高価格帯モデル投入? エヴァイヤのデザイナー/CEOとQ&A

2019.07.22

100字サマリー

これまでロータスの歴史にはなかった超高価な高性能電動ハイパーカーを発表した同社のCEOとデザイン・ディレクターに、英国版AUTOCARの記者が質問してきました。今後の戦略についてもヒントが得られたようです。

もくじ

ロータスCEO語る 超高価格帯モデル投入のワケ
新セグメントへ進出計画 2交代制で1万台
デザイン・ディレクター語る ロータスらしさ

ロータスCEO語る 超高価格帯モデル投入のワケ

ロータスが合計最高出力2000psという電動ハイパーカー「エヴァイヤ」を発表した。同社によれば、これは「世界で最もパワフルな量産車」であるという。

その発表イベントで、AUTOCARはフィル・ポパムCEOから話を聞いた。同CEOはエヴァイアの背景にある思想と、このアイコニックなスポーツカー・ブランドが目指す次のステップについて説明してくれた。

――なぜ、これほど特別で高価なクルマを作ることにしたのですか?

「波紋を起こそうと思ったら一石を投じなければならない。名前を残そうと思ったら何かを成し遂げなければならない。われわれはそう信じています」

「このクルマは、ロータスの将来における可能性を表しています。われわれの成し得ることを表し、そして将来の明確なロータス車のヴィジョンに向けた道を切り開きます」

――これに続く超高額なハイパーカーを構想しているという意味ですか?

「まず第一に、われわれがヴィション80と呼んでいる10年計画には、『ドライバーのため』のクルマを作るということが含まれています。後にも先にもそれがすべてです。ロータスのクルマは常に、ドライバーが関与し、楽しめるということが核心にあります」

「現在のラインナップは5万ポンド(約670万円)台の半ばから10万ポンド(約1340万円)を超えるあたりですが、将来的にもわれわれの中心的モデルは、新型ハイパーカーは別として、引き続きその価格帯になるでしょう。とはいえ、ロータス・ブランドは常に現在の先へ行く公平性を持っているとわれわれは信じています。しかし、それは当面の戦略ではありません」

――当面の戦略は?

「まずは130台のハイパーカーを生産し、それからわれわれの主力製品であるスポーツカーのラインナップを刷新することに集中します。来年の終わり頃には、新しい内燃エンジンのスポーツカーを発表できるでしょう。そして翌年には販売を開始します。そのクルマの後には、すべてのロータス車に、どのセグメントも、完全電動バージョンを設定することになります」

――電動化に向けたお話を聞いていると、ハイブリッドは一気に超越してしまうつもりのように聞こえるのですが……。

「それも確かに1つの選択肢です」

 
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