VW ID.スペース・ビジオン クロスオーバー・エステートのコンセプトを披露

2019.11.21

サマリー

339psと67.0kg-mというパワフルさを持つ、EVのステーションワゴンのコンセプトモデルが発表されました。WLTP値での航続距離590kmです。今後の量産型IDを示唆するクルマだと考えられます。

もくじ

量産モデルはコンセプトカーに近い
A6に近いボディサイズで4輪駆動は339ps

量産モデルはコンセプトカーに近い

text:Greg Kable( グレッグ・ケーブル)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
フォルクスワーゲンはロサンゼルス・モーターショーでID.スペース・ビジオンを発表。純EVのクロスオーバー・エステートの生産計画を明らかにした。

WLTP値での航続距離590kmをうたう新しいモデルは、ID.ブランドとしてフォルクスワーゲンが発表した8番目のコンセプトカー。2022年末までに年間100万台のEV生産を目指す計画の一環となる。

フォルクスワーゲン ID.スペース・ビジオン・コンセプト
フォルクスワーゲン ID.スペース・ビジオン・コンセプト

ID.スペース・ビジオンの量産モデルは、ID.ビジオンのサルーンとともに、2021年にドイツ・エムデンの工場で生産が始まる予定。フォルクスワーゲンの上層部によれば、どちらのモデルもID.5という名称が与えられる見込みだ。

また量産モデルは、ボディデザインや技術的なスペックの点で、コンセプトモデルにかなり近いという。フォルクスワーゲンUSを率いるスコット・キーオによれば、スペース・ビジオンの量産モデルも北米で量産される予定で、発売は2022年以降になるそうだ。

最新のID.のコンセプトモデルは、昨年までのID.ビジオン・サルーンよりも実現性が増した印象。ヘッドライトの形状も含めて、最新のパサート・エステートとのデザイン的なつながりすら感じ取れる。

パサートはボンネットにエンジンを搭載する都合、乗員空間への制限があるが、ID.スペース・ビジオンはボンネットが短く、そのぶんキャビンが延長されている。モーターが小さく、バッテリーの搭載位置も床下などが選べる、EVならではのパッケージングのメリットだ。

 
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