[アバルト70年の歩み]特別コンテンツ

輸入車 なぜ日本でディーゼル人気? 一方で欧州の販売数は急低下 理由さぐる

2019.12.03

100字サマリー

日本市場で、ディーゼル車の人気が高まっています。低燃費/高トルク/自動車税や自動車重量税などへの税制優遇措置/補助金(一部モデル)などのメリットがあります。一方で欧州は、状況が違うようです。

もくじ

過去5年 ディーゼル市場は5倍に急拡大
輸入車ブランド、ラインナップ増で商機
一気に落ち込む欧州ディーゼル車市場
なぜ欧州でディーゼル販売が減っている?

過去5年 ディーゼル市場は5倍に急拡大

text:Kenji Momota(桃田健史)

最近、日本を走る輸入車でディーゼル車を見かける機会が増えてきた。

ディーゼル車といえば「欧州では定番」というイメージを持つ日本人が多いはず。

フォルクスワーゲン・ゴルフのディーゼル。
フォルクスワーゲン・ゴルフのディーゼル。

それが「日本での輸入車ではディーゼルが定番」というトレンドに変わってきている。

海外自動車メーカー日本法人などによる業界団体、日本自動車輸入組合(略称JAIA)によると、輸入車全体に占める輸入ディーゼル車の、直近では2019年9月が30.1%、2019年10月では29.0%とほぼ3割をキープしている。

販売が伸び始めたのは5年ほど前からだ。

過去5年間の通年データで見ると、
2014年(6.1%)
2015年(10.1%)
2016年(17.2%)
2017年(21.8%)
2018年(23.2%)
と右肩上がりの傾向にある。

日本でのディーゼル輸入車の販売台数が増えている最大の要因は、各メーカーでのディーゼル車ラインナップが拡大しているからだ。

ブランド別では、アウディ、アルファ・ロメオ、シトロエン、ジャガー、DS、BMW、BMWアルピナ、フォルクスワーゲン、プジョー、ボルボ、メルセデス、ランドローバーでディーゼルエンジン搭載モデルが輸入されている。

では、どうして各社がこの数年で日本でディーゼル車を重視するようになったのか?

 
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