【V8エンジンの大きな猫】ジャガーXKとXKR 英国版中古車ガイド 過給機に注意

2020.06.06

めったにないお買い得モデル

ジャガーXKは、イアン・カラムがデザインを手掛けた。ジャガーEタイプに発想を得たというが、フロントグリルや絞られていくテール部分に、その影響を感じ取れる。

アルミニウム製のモノコックはXK8よりはるかに剛性が高く、乗り心地とハンドリグを改善した。2+2の車内は広々としてモダン。荷室は、ゴルフクラブが収まるくらいの大きさしかない。

ジャガーXK(2007年−2014年・英国仕様)
ジャガーXK(2007年−2014年・英国仕様)

2009年のフェイスリフトで5.0Lエンジンを獲得。4.2Lより滑らかで回転上昇も鋭い。排気音には刺激的な破裂音も混ざる。新設計のデフに、ビルシュタイン社による可変ダンパーも採用している。

見た目での変更は、ブレーキ冷却用ダクトや新しいライトとミラー程度。インテリアではセンターコンソールが新しくなり、ロータリースイッチ・タイプのギアセレクターを搭載。XFに続いての採用となった。

モデル末期に向け限定モデルも登場。2010年には530psのXKR 75が、2012年にはレース仕様の内装を備え、549psを獲得したXKR-S GTが登場。XKR-Sと同様の強化ボディとサスペンションを搭載する。

黒や淡いブルーのXKは、古びず素晴らしい雰囲気を放つ。いまのFタイプのような存在感もある。

2008年式の4.2Lクーペで、整備記録が揃ったクルマでも1万ポンド(132万円)ほどあれば充分手に入る。パフォーマンスを考えれば、めったにないお値打ちモデルといえるだろう。

 
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