マツダ3でも市販前提のコンセプトカー発表 マツダ・スピリット・レーシングから

公開 : 2024.01.12 15:36

・オートサロン マツダブースからコンセプトカーがもう1台
・ブルーグレーのカラーリングに空力パーツや足回りを武装
・現時点ではパワートレインは未定 可能性に期待ふくらむ

ロードスターとともに出展 ブルーグレーのマツダ3

東京オートサロン 2024のマツダブースでは、先に紹介したロードスターの「マツダ・スピリット・レーシングRSコンセプト」と並んで、マツダ3をベースにしたコンセプトモデルも出展された。

だが、このマツダ3に関しては内容がほとんど公表されていない。パワートレインに関しても未発表だ。当然ながら、インテリアも公開されていなかった。

東京オートサロン 2024のマツダブースでは、マツダ3をベースにしたコンセプトモデルも出展された。
東京オートサロン 2024のマツダブースでは、マツダ3をベースにしたコンセプトモデルも出展された。    篠原政明

ボディカラーは、ロードスターと同様にマツダ・スピリット・レーシングのイメージカラーであるブルーグレーにペイントされ、ボンネットにも「MAZDA SPIRIT RACING」のロゴが入ったブラックストライプが入れられている。

空力パーツやエアロで武装 未公表のパワートレインはどうなる?

エクステリアで特徴的なのは、ルーフエンドに取り付けられたスワンネックタイプのカーボン製リアウイング。空力効果の高そうなフロントバンパースポイラーやリアバンパー下のデイフューザー形状やサイドシルなど、ボディ下まわりのエアロパーツはブラックアウトされる。

足まわりも強化されているようで、ロードスターと同様のブラックのホイールとブレンボのレッドキャリパーが引き締めている。

ボディ下まわりのエアロパーツはブラックアウトされる。
ボディ下まわりのエアロパーツはブラックアウトされる。    篠原政明

こちらも市販を前提に開発が進められているようだが、登場はロードスターより少し先になりそうだ。ガソリン? ディーゼル? はたまたスカイアクティブX? それとも……

果たしてどんなパワートレインでお目見えするのだろうか?

なお、昨年のジャパン・モビリティショーに出展されて人気を集めたコンセプトカー「アイコニックSP」は、市販を目指して開発を進めていくという。こちらの登場も楽しみでならない。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

おすすめ記事

 

マツダの人気画像