【マツダの真骨頂】マツダ3乗り比べ スカイアクティブD電動化に現実味

公開 : 2021.02.05 05:45  更新 : 2021.02.05 19:30

マツダの真骨頂、スカイアクティブD。このエンジンの電動化についてマツダ3の公道試乗を通じて考えました。

もくじ

新子安での商品改良体験
トヨタにも影響「一括企画」
Xの進化、公道でもはっきり
「eスカイアクティブD」の現実味
マツダ3 スペック

新子安での商品改良体験

text:Kenji Momota(桃田健史)
editor:Taro Ueno(上野太朗)

「これは、アリだ」

4台の新型マツダ車を公道で乗り比べたあと、広島本社に待機するマツダ・エンジニアらとのオンライン意見交換会で、筆者の感想をマツダ側にしっかりと伝えた。

マツダ3ファストバック
マツダ3ファストバック

それにしても、新子安(しんこやす)に最近よく来るようになった。ここは、横浜と川崎との市境にほど近い、横浜市神奈川区。JR京浜東北線の新子安駅から徒歩だと10分ほどの距離がある。

第一京浜(国道15号線)から東京湾側に少し入ると、あたりは京浜工業地帯の雰囲気となる。その一角に、マツダR&Dセンター横浜がある。

周知のとおり、マツダは広島を代表する企業であり、本社と本社工場はJR広島駅からクルマで15分程度の、瀬戸内海に面した広大な敷地のなかにある。

マツダ研究施設は、海外ではアメリカ・カリフォルニア州オレンジカウンティにあるMNAO(マツダ・ノース・アメリカ・オペレーションズ)と、ドイツ・フランクフルト郊外にあるMRE(マツダ・リサーチ・ヨーロッパ)の2か所。

国内には、広島とこの横浜の2か所であり、国内報道陣向けの公道試乗会や技術説明会などは、報道機関や関連するジャーナリストなどが在京が多いため、マツダR&Dセンター横浜を舞台におこなわれることが多い。

今回の公道試乗は、マツダ3の2020年商品改良型試乗会である。

トヨタにも影響「一括企画」

この年次での商品改良こそ、近年のマツダ車の特長であり、マツダの商品開発の基盤となっている。

マツダは、マツダが第6世代と呼ぶ、2012年の初代CX-5導入後から、従来のフルモデルチェンジやマイナーチェンジという形式ではなく、常に「より良いクルマ」に対する開発を続けて、それを短期間に商品化する「一括企画」を事業の中核に置いてきた。

マツダCX-5(初代)
マツダCX-5(初代)    マツダ

マツダと事業連携しているトヨタの豊田章男社長も、マツダとの共同記者会見で「マツダの一括企画は、トヨタとして学ぶところが多い」と話している。

実際、そうした考えが、例えばレクサスが近年打ち出して「オールウェイズ・オン」という商品開発に少なからず影響を及ぼしていると思う。
 
こうした近年のマツダのモノづくりのなかで、マツダ3については、日本で2019年5月に発売し、2020年に入ってからは2月にスカイアクティブG 2.0(2Lガソリン車)に四輪駆動のAWDを追加、また5月にはセダンモデルにスカイアクティブG 1.5(1.5Lガソリン)を追加。

そして今回、ファストバックのスカイアクティブG 2.0で6速マニュアルトランスミッションを追加した。さらに、このタイミングでスカイアクティブXとスカイアクティブDの搭載車で、エンジン、足まわり、予防安全性能で大きな改良を加えた。

その出来栄えは……。

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