最高峰の「エンターテイナー」 アストン マーティン・ヴァンテージへ試乗 大アップデートで665psへ

公開 : 2024.05.15 19:05

最高峰のエンターテイナー・スポーツクーペ

大幅なアップデートを受けたヴァンテージトヨタGR86やフォードマスタングのように、ドラマチックで情感豊かな運転体験を享受できる、現代ではレアな1台だ。

メルセデスAMGに在籍していた、トビアス・ムアース氏がCEOのままであれば、一層ハードコアに仕上がっていた可能性はある。このヴァンテージは、彼の退任後に仕上げられた。その結果、公道向きの滑沢なシャシーを獲得できたのではないだろうか。

アストン マーティン・ヴァンテージ(欧州仕様)
アストン マーティン・ヴァンテージ(欧州仕様)

「アストン マーティンは、常に呼吸しているべきです」。とニュートンは話す。実際、ドライバーが息を合わせたいと思える、一体感の高いモデルが導かれた。

快適なシートへ座って、シャシーの一挙手一投足を、エンジンのパワーとトルクの放出を、堪能するのが良いだろう。2024年最高峰の、エンターテイナー・スポーツクーペが誕生した。

◯:圧巻のパワーとサウンド オールドスクールなFRのバランス 力強く魅惑的なスタイリング
△:低回転域での僅かなターボラグ

アストン マーティン・ヴァンテージ(欧州仕様)のスペック

英国価格:16万5000ポンド(約3168万円)
全長:4495mm
全幅:1980mm
全高:1275mm
最高速度:325km/h
0-100km/h加速:3.4秒
燃費:8.2km/L
CO2排出量:274g/km
乾燥重量:1605kg
パワートレイン:V型8気筒3982cc ツイン・ターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:665ps/6000rpm
最大トルク:81.4kg-m/2000-5000rpm
ギアボックス:8速オートマティック(後輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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