まだまだ知らないことが多い国産車【新米編集長コラム#4】

公開 : 2024.10.18 20:25

8月1日よりAUTOCAR JAPAN編集長に就任したヒライによる、新米編集長コラムです。編集部のこと、その時思ったことなどを、わりとストレートに語ります。第4回は最近取材する機会が一気に増えた国産車の話です。

敢えて新幹線で原稿を書き始める

今回は新幹線である。何の話かと言えばこの原稿を書いている場所で、当連載第1、2回はバスの中、第3回は特に記していないが自宅。そして今回は、新幹線移動の合間に書いている。ちなみに残された時間は約45分弱だ。

読み返してみると、第1、第2回はなんだか勢いがあって、第3回はどこか落ち着いている。そして個人的に勢いあるほうのテイストが気に入ったので、今回は敢えて新幹線で書き始めたという次第だ。

こだまの写真がないので、移動中の写真。なんだか忙しいイメージということで。
こだまの写真がないので、移動中の写真。なんだか忙しいイメージということで。    平井大介

今座っているのは、こだまの自由席。平日の15時台であるが、横の座席に荷物がおけるくらいの余裕がある。ちなみにこだま(N700系)の自由席は主に1~6号車、13~16号車と、のぞみやひかりに比べて車両が多いのを皆さまはご存知だろうか。

小心者で乗れない(座れない)のが怖くて最初は指定席をとっていたが、ある時そのことを知り、さらに品川駅の窓口でわざわざ指定席を買わなくても大丈夫……と暗に言われたことがあり、それ以来、こだまに乗るときは自由席を利用している。

何の話かと言えば、「まだまだ知らないことが多い」という例で、ここでようやく今回のテーマである”国産車”にたどり着く。前置きが長いのは悪い癖だとわかっているが、あとで切ればいいやと一気に書いて、いつも切るに切れなくて困っている。

マツダはほぼ輸入車みたいなクルマ(語弊あり)

……閑話休題。国産車の話である。

長年、趣味車雑誌カー・マガジンやティーポ、フェラーリ専門誌SCUDERIAを担当してきたこともあり、取材の分野がどうしても輸入車方面に偏っていた。しかも普通のクルマよりは、スポーツカーやヒストリックカーが多くなる傾向にあった。

近日公開予定のマツダCX-80試乗記。これもほぼ輸入車(超語弊あり)。
近日公開予定のマツダCX-80試乗記。これもほぼ輸入車(超語弊あり)。    平井大介

というわけで、8月1日にAUTOCAR JAPANに移籍してまず困ったのは、メーカーやブランドによってはあまりに情報が不足しているということだ。一応、普段からプレスリリースはひと通り追っていて、だいたいの流れは理解していたが、特に国産は……zzz

うわあ! 寝てしまった! 目的地の駅では何とか降りることができたものの、結局書きあがらず、自宅で続きを書いている……。ちなみに国産車といっても、マツダだけは例外だ。マツダはほぼ輸入車みたいなクルマを作っているので(語弊あり)、カー・マガジンやティーポでも積極的に取材してきた。個人的に広島という地域が好きで(幼少期からカープ・ファン)、老後は移住してズムスタで年間全試合を観戦するのが夢だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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