フェラーリ・ローマへ試乗 金管楽器のようにシンフォニック 待ち望まれたグランドツアラー

公開 : 2025.03.19 19:05

長年待ち望まれていたグランドツアラー

スタイリングが期待させる通りの、素晴らしい運転体験を実現したローマフェラーリとしては低めの価格設定で、ポルシェアストン マーティンメルセデスAMGの競合を怯ませる完成度へ到達している。むしろ、すべての面で優れているといって良い。

ほぼ季節を問わず、あらゆるクルマ移動で活躍できる。それでいて、バランスに優れ走りは極めて魅力的。長年待ち望まれていた、シンプルで本物のフェラーリ製グランドツアラーだといっていい。

フェラーリ・ローマ・クーペ(英国仕様)
フェラーリ・ローマ・クーペ(英国仕様)

◯:圧巻の操縦性 市販されているモデルの中で屈指の美しさ 素晴らしい乗り心地 ドラマチックなV8エンジン
△:インフォテインメント・システムの完成度が今ひとつ 慣れが必要なほどクイックなステアリング

フェラーリ・ローマ・クーペ(英国仕様)のスペック

英国価格:17万984ポンド(約3334万円)
全長:4656mm
全幅:1974mm
全高:1301mm
最高速度:320km/h
0-100km/h加速:3.4秒
燃費:8.9km/L
CO2排出量:−g/km
車両重量:1570kg
パワートレイン:V型8気筒3855cc ツインターボチャージャー
使用燃料:ガソリン
最高出力:630ps/5750-7500rpm
最大トルク:77.4kg-m/3000-5750rpm
ギアボックス:8速デュアルクラッチ・オートマティック(後輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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