マッスルカー愛好家必見 部品取り専用の希少なクライスラー 40選(後編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.04.05 19:45

ダッジ・ダート・スウィンガー(1969年)

1969年、ダッジはダートの2ドア・セダンを廃止し、代わりにダート・スウィンガーを導入した。高性能モデルというわけではなく、6気筒エンジンを搭載していた。しかし、そのエンジンもとうの昔になくなり、より環境に優しいものに置き換えられた……。

ダッジ・ダート・スウィンガー(1969年)
ダッジ・ダート・スウィンガー(1969年)

プリムス・ロードランナー(1970年)

初代プリムス・ロードランナーは今間違いなく流行っているが、この1970年型の個体は全盛期を過ぎている。修復は明らかに不可能で、実際にはまともな部品がほんの少し残っているだけのようだ。1970年、ロードランナーの販売台数は前年から50%以上減少し、約4万1000台となった。これは、4万台強を販売したポンティアックGTOと肩を並べる数字であった。

シボレー・シェベルSS-396/454も、この年は人気を博し、約5万台を販売した。

プリムス・ロードランナー(1970年)
プリムス・ロードランナー(1970年)

ダッジ・ラム50

このダッジ・パワーラム50は、モパー・シティには1台しかないため、少し場違いな感じもする。パワーラム50は、ダッジ・ラム50の四輪駆動バージョンであり、三菱自動車が生産し、1979年から1993年まで米国でダッジブランドとして販売されていたコンパクトピックアップトラックである。この車両は1980年代後半のものであると思われる。

ダッジ・ラム50
ダッジ・ラム50

プリムス・サテライト(1969年)

この1969年型プリムス・サテライトも、貴重な部品のほとんどが取り外されている。車軸まで沈んでいる様子から、かなり長い間同じ場所に置かれていたことは明らかだ。

1969年、プリムスは合計75万1134台を販売し、シボレー、フォード、ポンティアックに次いで、米国第4位のブランドとなった。その2年後には、プリムスはポンティアックを追い抜いて販売台数第3位に躍り出た。

プリムス・サテライト(1969年)
プリムス・サテライト(1969年)

ダッジ・ポラーラ(1969年)

1969年に生産されたダッジ・ポラーラおよびポラーラ500のコンバーチブルが1495台のみであることを考えると、ジャンクヤードで探し出すことは極めて難しく、ましてやペアで揃っているものを見つけることなどほぼ不可能である。

1960年から1973年にかけて生産されたポラーラ(「北極星」を意味する「ポラリス」に由来)は、宇宙開発競争に沸く世相を反映して、宇宙をイメージさせる名称を採用した当時の米国車の一例である。2台ともまだ使える部品はたくさんあるが、当然ながら内装のほとんどはとっくに朽ち果てている。

ダッジ・ポラーラ(1969年)
ダッジ・ポラーラ(1969年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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