【新型の全貌公開はもうすぐ】ホンダのブースはプレリュード祭り!単なるデートカーではない歴代モデルたち

公開 : 2025.04.12 17:05

3代目ホンダプレリュード

1987年、3代目にフルモデルチェンジされたプレリュードは、2代目の正常進化版ともいえるだろう。

スタイリングは先代同様のリトラクタブル式ヘッドランプを採用したキープコンセプトだが、先代より85mm長く5mmワイドながら全高はそのままという、超偏平エアロスタイルとなった。

3代目ホンダ・プレリュード
3代目ホンダ・プレリュード    中島仁菜

サスペンションはリアにもダブルウィッシュボーンを採用し、またステアリング操作量に応じて後輪を操舵する世界初の4WS(4輪操舵システム)など、数々の新技術を導入していた。

パワーユニットには、先代の後期型から搭載されていた2LのDOHCとSOHCを搭載。インテリアはスポーティなイメージでまとめられていた。

4代目ホンダ・プレリュード

1991年、4代目にフルモデルチェンジされたプレリュードのキャッチコピーは『フューチャリスティック・スペシャリティ』。スペシャルティ色が強かった先代からスポーティクーペへと性格を変えた。

リトラクタブル式から固定式になったヘッドランプに、F1のフロントノーズを彷彿とさせるボンネットからのプレスラインなども、そのイメージを増幅している。テレビCMには、アイルトン・セナも登場した。

4代目ホンダ・プレリュード
4代目ホンダ・プレリュード    中島仁菜

先代より80mm短いが70mm幅広く、5mm低いワイド&ショートなフォルムに、最高出力200psを発生する2.2LのDOHC VTEC(可変バルブタイミングリフト機構)エンジンも初搭載。運転席&助手席SRSエアバッグ装着車も設定された。

5代目プレリュード

1996年、5代目にフルモデルチェンジされたプレリュードは、再びスペシャルティ色を強める。2ドアノッチバッククーペというボディスタイルは踏襲し先代より80mm長いが、逆に15mm幅を狭め、車高は25mm高めるなど、スペシャルティクーペとしての居住性も考慮したスタイルとなった。

少し縦長のヘッドランプも特徴的だった。トップグレードには220psを発生する2.2LのDOHC VTECを搭載し、左右への駆動力配分により優れた旋回性能を実現するATTS(アクティブ・トルク・トランスファー・システム)を世界で初めて採用した。

5代目プレリュード
5代目プレリュード    中島仁菜

しかし、既にクルマの主流はSUVやミニバンへと移行しており、2000年9月に生産を終了し、プレリュードはフェードアウトする。

6代目新型ホンダ・プレリュード

2023年のジャパン・モビリティショーで『プレリュード・コンセプト』としてワールドプレミア。市販に向けて開発中とされ、昨年末には2025年発売予定と発表された。

同時にパワートレーンはハイブリッドのe:HEVを搭載し、リニアシフトコントロールを進化させた『S+モード』を搭載すると発表。メディアに向けてプロトタイプの試乗やインテリアの公開などが行われている。

6代目新型ホンダ・プレリュード
6代目新型ホンダ・プレリュード    中島仁菜

大空を飛翔するグライダーをイメージしたというスタイルはシンプルな面で構成され、歴代のプレリュードは2ドアノッチバッククーペだったが、新型ではテールゲートを備えた3ドアファストバッククーペとなった。

日本だけでなく海外からも注目されており、その正式デビューが待ち遠しいところだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    中島仁菜

    Nina Nakajima

    幅広いジャンルを手がける広告制作会社のカメラマンとして広告やメディアの世界で経験を積み、その後フリーランスとして独立。被写体やジャンルを限定することなく活動し、特にアパレルや自動車関係に対しては、常に自分らしい目線、テイストを心がけて撮影に臨む。近年は企業ウェブサイトの撮影ディレクションにも携わるなど、新しい世界へも挑戦中。そんな、クリエイティブな活動に奔走しながらにして、毎晩の晩酌と、YouTubeでのラッコ鑑賞は活力を維持するために欠かせない。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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