【開催時期を秋から春に変更】累計入場台数2万台突破!『ルノー・カングー・ジャンボリー』は自動車イベントとして定着

公開 : 2025.05.14 12:05

ルノー・ジャポンは5月10日、山中湖で『ルノー・カングー・ジャンボリー2025』を開催しました。今回で累計入場台数が2万台を超え、自動車イベントとして定着したことを実感させます。大音安宏のレポートです。

前回より約半年ぶりとなる早めの開催

ルノー・ジャポンは、5月10日、山梨県南都留郡山中湖村にある『山中湖交流プラザきらら』にて、公式ファンミーティング『ルノー・カングー・ジャンボリー2025』を開催した。

フレンチMPV人気の火付け役といえるルノー・カングーを中心したルノー車好きの公式イベント『ルノー・カングー・ジャンボリー』は、今回で17回目を迎える。今年は開催時期を例年の秋から春へと変更したため、前回より約半年ぶりという早めの開催となった。

5月10日、公式ファンミーティング『ルノー・カングー・ジャンボリー2025』開催。
5月10日、公式ファンミーティング『ルノー・カングー・ジャンボリー2025』開催。    ルノー・ジャポン

会場は、山中湖畔から富士山を望める絶景が魅力であり、天候が安定した春先だけに、眺望にも期待が膨らんだものの、前日からの雨のため、景色も足元も悪いという不運に見舞われた。

それでも全国各地から1149台の新旧カングーを含む1289台と2653人が集った。記念すべきことに、初回からの累計入場台数が2万台を超えたことも明かされ、自動車イベントとして定着していることを実感させた。

ステージMCは、例年同様、モータージャーナリストの竹岡圭さんと安田大サーカスの団長安田さんのルノー・オーナーコンビが担当。特に団長安田さんは、2代目カングーのオーナーとして、更なるドレスアップを図った愛車と共に参加し、愛車を会場に展示した。

愛車への愛を込めた『カングーのうた』を披露

オープニングでは、ルノー・ジャポン代表取締役社長兼CEOである大極司さんが登壇し、「皆さん、こんな天気で申し訳ございません」と悪天候となったことを詫びつつ、多くのファンが集ったことに感謝した。

その後、恒例のサプライズとなっている新カングーをお披露目。今回は、鮮やかなオレンジ色を纏った限定車『カングー・クルール・ディーゼル』であった。3代目カングーでは、黄色を除けば、シックな色が多いため、先代より投入された専用色の限定車『クルール』が得意としていた元気な色の復活に、ステージ前は大いに沸いた。

姉妹音楽ユニット『チャラン・ポ・ランタン』が新曲『カングーのうた』を披露。
姉妹音楽ユニット『チャラン・ポ・ランタン』が新曲『カングーのうた』を披露。    大音安宏

ステージイベントでは、TV番組『くるまでいこう!』の公開収録に加え、姉妹音楽ユニット『チャラン・ポ・ランタン』によるミニライブを実施。チャラン・ポ・ランタンのボーカル、小春さんは現行型カングーのオーナーであり、前年も会場でライブを行ったが、今年は愛車への愛を込めた『カングーのうた』を披露。イベント直前となる5月8日に新曲としてリリースされた同曲からライブをスタートさせ、会場を盛り上げた。

広場を使った駐車エリアには、例年同様に、オーナーの愛が反映された個性あふれるカングーたちに彩られた。人気企画となっているオーナーによるフリーマーケットエリアも、雨と風に悩ませながらも、例年同様の賑わいを見せていた。

ただ、参加者を悩ませた天候も昼前には回復傾向となり、次第に富士山が顔を見せるように。そのため、新スポットとして広場に設けられた撮影用ステージにも、列ができるほどの人気となっていた。

イベントの締めくくりには、ステージエリアでのじゃんけん大会が行われ、出展者を中心に提供された多くのグッズをプレゼント。午後には日差しも見られるようになり、参加者たちは、山中湖畔の絶景を愉しみながら、それぞれの帰路へと付いた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    大音安弘

    1980年生まれ、埼玉県出身。幼き頃よりのクルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在は自動車ライターとして、軽自動車からスーパーカーまで幅広く取材を行う。原稿では、自動車の「今」を分かりやすく伝えられように心がける。愛車は、スバルWRX STI(VAB)とBMW Z4(E85)など。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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