ホンダ 欧州で『シビック・タイプR』販売終了へ ストライプが映える特別仕様車を設定

公開 : 2025.06.06 06:45

6世代にわたって愛されたホットハッチ

シビック・タイプRは英国で28年、6世代にわたって販売されたが、最初のモデル(1997年後半発売)はホンダの現地法人によって正式に販売されたものではなく、日本からの並行輸入車だった。

第2世代モデルは2001年に登場し、2.0Lの自然吸気4気筒エンジンで最高出力200psを発生した。英国スウィンドンで生産され、1997年から2001年まで英国で販売されていたインテグラ・タイプRの後継車となった。

ホンダ・シビック・タイプR(EP3/欧州仕様)
ホンダ・シビック・タイプR(EP3/欧州仕様)

的確なシャシー設定、優れた高回転型エンジン、そして比較的低価格だったことも相まって、発売直後から大ヒットとなり、今でも手頃なホットハッチの1つとして親しまれている。

UFOのような外観の第3世代は2007年に発売された。欧州では、日本市場で設定されていたセダンボディではなく、クーペのような斬新なシルエットを持つ、まったく別のモデルが販売された。

高性能の2.0Lエンジンは変わらなかったが、134kgの重量増と洗練性に欠けるリアサスペンションによって、やや期待外れのモデルとなった。特に軽量でパワフルな日本仕様車と比較すると、その差は明らかであった。

2015年に発売された第4世代モデルは、ターボチャージャーを採用しながらも、疾走感ある本来の姿を取り戻した。

第5世代と第6世代ではさらに改良が重ねられ、現代最高のドライバーズカーの1つと広く評価されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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