【エスプリ以来のターボSE復活】うちの子が一番カッコイイ……!思わず口にしたロータス・エミーラ最新モデルに乗る

公開 : 2025.07.23 11:45

エアコンの吹き出し口全てに『EMIRA』の文字

パーキングエリアに到着し、改めて室内を観察することにした。ここでは車内で書いたメモをそのまま箇条書きで記してみよう。

・エアコンの吹き出し口全てに『EMIRA』の文字
・シフトノブ手前に、ユニオンジャックをモチーフにしたロゴ
・それがブラックとシルバーなのが渋い
・手前にエンジンスタート&ストップボタン。カバーの赤がアクセントに
・ヘッドレスト下に『LOTUS』の文字
・シフトノブ奥は右から、ドライブモード調整、ハザード、オーディオコントローラー。コントローラーは若干操作しづらい
・シフトの下段にスマホは置けそう。奥にUSBタイプAのソケット
・グローブボックスにUSBタイプA、Cが1ヵ所ずつ

少し手を伸ばせばフロントノーズまで手が届きそうなほど、車両と一体感があった。
少し手を伸ばせばフロントノーズまで手が届きそうなほど、車両と一体感があった。    平井大介

その後、昼食をとって戻ってきたときのこと。最新のポルシェ911が3台並び、ミーティングらしきものを行っていた。それを横目にみて、日産180SXの奥に隠れていたエミーラSEが目に入ってきた瞬間、思わずこう口にしたのである。

「うちの子が一番カッコイイ……」

エッジの効いたフロントセクションに、ミドシップらしくボリュームのあるリアセクション。ブリティッシュグリーンのボディに、ロータスらしいアクセントとなる、イエローのブレーキキャリパーとホイールキャップ。

いかんいかん、じっくり眺めている場合じゃない! と気持ちが高まり、すぐに走りだすことにした。以前にも書いた気がするが、こういった『エンジンスポーツカー』を1台新車で手に入れ、ずっと手元に置いておきたいと改めて思った次第だ。

追記:ロータスの現状について

この試乗を終え、下書きの原稿を書き終えたあと、英国編集部による工場閉鎖の可能性を記したレポートが公開された。それを私も読み、この記事公開のタイミングを失ったというのが正直なところだ。

しかし昨日、同じく英国編集部による『吉利汽車のロータス運営は失敗』と断じたコラムを読み、今しかないと公開に踏み切った。

果たしてロータスの行方は……。
果たしてロータスの行方は……。    平井大介

親会社だけでなく、いわゆる『トランプ関税』や『電動化の踊り場』にロータスが翻弄されている様子は、日本から見ていても胸が痛い。今後が予断を許さない状況であることは想像にたやすいが、多くのロータス・オーナーおよびファンにとって、少しでも幸福な結果であることを心から願いたい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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