完璧プロポーション ロータス・エスプリ 4世代(2) 4気筒ターボに見事なシャシーバランス

公開 : 2025.08.10 17:50

高い安定性 見事なシャシーバランスを実感

テストコースで、エスプリ・ターボSEの267psを開放してみる。バックボーンシャシーは、当初から大パワーへ対応することができた。そこへ改善された空力性能が相乗し、最高速度はS1の199km/hから262km/hへ上昇している。

サスペンションは、リアがトレーリングアーム式からラジアスアームとリンクの構成へ更新。高速コーナーでの安定性も増している。

ロータス・エスプリ SE(1989〜1993年/英国仕様)
ロータス・エスプリ SE(1989〜1993年/英国仕様)    マックス・エドレストン(Max Edleston)

ノンアシストのステアリングホイールは、低速域で重い。クラッチペダルも。ルノー由来の5速MTから伸びるシフトレバーはゴムのような感触で、しっかりゲートを探る必要がある。それでも速度域が上昇すると、不思議といずれも気にならなくなる。

古いターボ車らしくラグは存在するが、想像より小さい。2.2L 4気筒エンジンは、刺激的な排気音を放ち、運転への集中力を高める。ボディの動きに無駄はなく、限界領域へ迫っても安定性は高いまま。見事なシャシーバランスを実感する。

この続きは、ロータス・エスプリ 4世代(3)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サイモン・ハックナル

    Simon Hucknall

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ロータス・エスプリ 4世代の前後関係

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