【240を抜き歴代最高に】XC60はボルボのベストセラーモデル!大幅改良を受けた今こそ買い時

公開 : 2025.08.07 11:45

古さを感じさせない

取材車はオーロラシルバーのXC60ウルトラB5AWD。オーロラを名乗るだけあり光の具合で印象が変わり、撮影した晴天時はシルバーというよりパープルに見えた。それにしても、基本フォルムは同じだというのに、前後デザインやホイールのアップデートにより古さを感じさせないから不思議だ。

これは室内のインターフェイス、さらに言えばドライブした印象も同様だった。

インテリアは、9インチから11.2インチに大型化したセンターディスプレイが特徴。
インテリアは、9インチから11.2インチに大型化したセンターディスプレイが特徴。    平井大介

新車だからなのか、SUVだからなのか、街中の路面の荒れたところで乗り心地に硬さを感じたものの、事前に受けた説明どおり室内は静か。おかげで、取材車に装着されたバウワース・アンド・ウィルキンスのステンレス製スピーカーからのサウンドも快適に聴こえてくる。

今回は静岡県三島市周辺の一般道、約40kmを走った。そこで感じたのは、やはりベストセラーだけのことはあり、使いやすいクルマであることだ。

全長4710mm、全幅1900mm、全高1660mmは今回のような地方都市で使用するサイズとしてはマックスと言えるが、アイポイントの高さや取り回しのよさで大きさを感じさせず、そして何よりボルボらしく、とにかくストレスが少なく快適なのだ。

それは目に優しいスカンジナビア・デザインや色使いも理由のひとつだろう。飛び道具はないかもしれないが、2017年のデビュー以来コツコツと重ねてきた改良で、熟成具合はかなりいい線をいってると思う。

そしてこうした外見は大きく変えず中身をよくしていく手法は、ボルボが長年得意としてきたことだ。かつてV70あたりで、『クラシック』と名付けられた最終モデルがベストバイと呼ばれたことを思い出す。

時間をかけて、まさにボルボらしいクルマとなったXC60。新車で手に入れるなら、まさに今が旬なのかもしれない。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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