アウトドア系スーパーハイトワゴンの大本命!三菱デリカミニが2代目にフルチェン【愛嬌も商品力も大幅アップ】

公開 : 2025.08.22 13:30

クラストップレベルの室内空間に高品質なインテリア

インテリアは現行型からかなり進化した。AピラーだけでなくサイドのB〜Dピラーも立たせたことで、クラス最高レベルのルーミーな室内空間を達成している。フロントウインドウとAピラーの間にあるフロントクオーターウインドウも大きくなり、運転席の視界はさらに向上した。

12.3インチの大型メーターディスプレイ+7インチのナビゲーションシステムディスプレイは視認性も良く、スマートフォンのように直感的な操作もできる。イグニッションONで『デリ丸。』の目が現れるオープニング画面など、遊び心も忘れていない。

イグニッションONで『デリ丸。』の目が現れるオープニング画面。
イグニッションONで『デリ丸。』の目が現れるオープニング画面。    平井大介

グレードによるが、内装色はブラック&カーキ基調の『プレミアム』と、ブラック&アイボリー基調の『スタンダード』を設定。いずれも肌触りの良い新素材やホールド感を増した新形状を採用したシート(防水加工)など、全体的にクオリティは高い。シートアレンジも多彩で、スーパーハイトワゴンとしての使い勝手の良さに変わりはない。

あらゆる状況で安全・安心・快適な走りを実現

現段階でスペックなどは未発表だが、パワートレーンは基本的に現行型と同じターボとノンターボを設定。ただし、マイルドハイブリッドは廃された。

これは、ピストンのフリクション低減などの改良でエンジンのみでも十分な燃費性能が達成できたことや、軽量化やコストなどとのバランスを鑑みてのことだという。CVTもチューニングし、過度な回転上昇を抑え低回転からアクセルペダルの踏み込みに応じたリニアな回転上昇を実現している。

スペックなどは未発表だが、パワートレーンは現行型と同じターボとノンターボを設定。
スペックなどは未発表だが、パワートレーンは現行型と同じターボとノンターボを設定。    平井大介

また、軽スーパーハイトワゴン初採用の特殊遮音フィルムガラスや二層遮音シート、ドア下端シーリングなどにより軽自動車(EVを除く)No.1の静粛性を達成した。

さらに、カヤバ製プロスムーズダンパー、高剛性の中空スタビリンク、ベアリングやブッシュ位置の変更で荒れた路面でも質感の高い乗り味を実現し、ハンドリングも向上させている。

また、ドライブモードは5つに増やし(現行型は3つ)、デリカD:5同様のダイヤル式とし、フルタイム4WDと組み合わせれば路面状況を選ばない安心の走破性を実現する。

予防安全技術の『eアシスト』も進化させ、マルチアラウンドビュー&フロント透過ビューも備えたモニターなど、安全&快適装備も充実。新型デリカミニの登場で、アウトドア系スーパーハイトワゴン市場はさらに拡大していきそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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