【ルノー姉妹車のミドルSUV】三菱、新型SUV『グランディス』を欧州で公開

公開 : 2025.07.03 20:05

欧州でのお話ですが、懐かしい『ミツビシ・グランディス』の名前が帰ってきます。とはいえミニバンではなく、ルノーからOEM供給されるSUVというところに、時代の流れを感じさせられますね。

欧州向けに『グランディス』が復活

三菱は7月2日、欧州市場向けの新型コンパクトSUV『グランディス』を発表した。

新型『グランディス』は、欧州で展開している『ASX』および『コルト』に続いて、アライアンスパートナーであるルノーの『CMF-8』プラットフォームを採用した『ルノー・シンビオズ』の姉妹車となり、マイルドハイブリッド(MHEV)とハイブリッド(HEV)モデルをラインアップする。

欧州で発表された新型『三菱グランディス』。
欧州で発表された新型『三菱グランディス』。    三菱

『グランディス』はミニバンとして展開していた先代から、13年ぶりに欧州市場に投入されるモデルネームとなる。

新型『グランディス』は、ルノーのスペインにあるバリャドリード工場で生産され、2025年内に欧州にて順次販売が開始される予定だ。

2タイプのハイブリッド

新型『グランディス』のパワートレインには、MHEVとHEVの2種類が設定されている。

MHEVモデルは、140psを発揮する1.3L直噴ガソリンターボエンジンを搭載し、6速MTもしくは7速DCTと組み合わされる。

欧州で発表された新型『三菱グランディス』。
欧州で発表された新型『三菱グランディス』。    三菱

HEVモデルは、1.8L自然吸気ガソリンエンジンに、駆動用と発電用の2つのモーターを内蔵した『パワーエレクトロニクスボックス』と1.4kWhのリチウムイオンバッテリー、『スマートマルチモードギアボックストランスミッション』を組み合わせ、最高出力は156psを発揮する。

このHEVシステムはリアルタイムで走行状況を解析し、エンジンとモーターの最適な動力配分を自動制御する。走行モードはモーターのみの『EVモード』、モーターとエンジンを合わせた『ハイブリッドモード』、減速時に回生ブレーキにより駆動用バッテリーに蓄電する『回生モード』の3つが自動選択される。

さらにドライバーが任意で選択できる『Eセーブモード』により、駆動用バッテリーの残量を40%以上に維持できることで、EV走行したい場面や登坂路など、モーターによるアシストが必要な場面に備えて、電力を確保することが可能となっている。

エクステリアとインテリア

車名の『グランディス』はラテン語の『大きい』『雄大な』に由来し、広々とした室内空間と堂々とした力強いエクステリアを象徴している。

フロントには現行三菱車のアイデンティティ『ダイナミックシールド』を採用し、グリルのサテンシルバーのアクセントが上質さを演出している。

欧州で発表された新型『三菱グランディス』。
欧州で発表された新型『三菱グランディス』。    三菱

サイドは後方まで流れるルーフラインが印象的で、ダイナミックさと広い室内空間を両立しており、新しい19インチアルミホイールにより大胆でプレミアムな印象をもたらしている。

リア周りでは『スカルプチュア・ヘキサゴン』というデザインアイデンティティを採用。彫り込まれたような六角形のモチーフが力強さと三菱のDNAを表現し、水平基調のリアコンビランプがモダンな印象を表現している。

2列シートで5名乗車のインテリアは、使い勝手と積載性にこだわる。リアシートは最大160mmスライドすることで、ラゲッジスペースを434Lから566Lに拡大でき、さらにシートバックを倒せば最大1455Lまで広がる。

テールゲートには『ハンズフリー機能付きエレクトリックテールゲート』を採用。スイッチ操作に加え、キーレスオペレーションキーを携帯した状態でリアバンパー下に足をかざすことで開閉が可能となっている。

さらにスイッチ操作でガラスの透過と調光の切り替えが可能な『パノラマガラスルーフ(調光機能付)』により、日差しのまぶしさや熱を抑え、開放的かつ快適な室内空間を実現する。あらかじめ設定されたパターンに基づき、全面透過や全面調光に加え、フロントとリアの透過・調光を個別に調整することも可能となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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