【キーワードは見えルークス】CMキャラに仲里依紗さん就任!4代目日産ルークスを都内で先行公開

公開 : 2025.08.25 11:45

日産自動車は8月22日、新型『日産ルークス』を先行公開。都内で発表会を開催しました。この日は、CMキャラクターに就任した俳優の仲里依紗さんが登場し、見える機能にちなんだ『見えルークス』ポーズを初披露しました。

経営再建計画発表後、初の新型車

日産自動車(以下日産)は8月22日、新型『日産ルークス』を先行公開。都内で発表会を開催した。発売は秋頃を予定している。

4代目となる新型ルークスは先代に続き、日産と三菱自動車工業の合弁会社『NMKV』のマネジメントのもと、日産が企画、開発を行った軽自動車。

新型『日産ルークス』の発表会に、CMキャラクターの仲里依紗さんが登場。
新型『日産ルークス』の発表会に、CMキャラクターの仲里依紗さんが登場。    平井大介

『従来の軽自動車の常識を打ち破る、まったく新しい価値』を提供すべく、心地よいインテリアや、『インテリジェントアラウンドビューモニター』(移動物検知、3Dビュー機能付き)をはじめとする多くの先進安全技術などを詰め込んだという。

先代に搭載されたアラウンドビューモニターをさらに進化させたインテリジェントアラウンドビューモニターは、交差点やT字路など死角を『見える化』することで見えない不安を取り除き、運転時の安心感を大きく高めることを目指した。

日産で日本マーケティング&セールスを担当する執行職の杉本全氏は、これが経営再建計画『Re:Nissan』を発表してから初の新型車発表となることを前提としたうえで、「新型ルークスは、軽自動車市場でもっとも競争が激しいスーパーハイトワゴンのカテゴリにおいて、新しい軽のスタンダードとして、自信をもって投入いたします。日常の移動に新たな価値をもたらすその魅力をぜひご体感ください」と述べた。

俳優の仲里依紗さんが登場

この日は、新型ルークスのCMキャラクターに就任した俳優の仲里依紗さんが登場し、見える機能にちなんだ『見えルークス』ポーズを初披露した。

CM撮影時に体験した新型ルークスについて、「まず見た目が可愛い!『かどまる四角』の丸々としたデザインにすごくグッときました」と可愛いを連発。

『唐破風(からはふ)』にインスピレーションを受けた2トーンカラーについて話す一同。
『唐破風(からはふ)』にインスピレーションを受けた2トーンカラーについて話す一同。    平井大介

「それに乗ったらすごく広いんです。後ろの席で足組めちゃうくらいで。しかも後部座席にご飯を食べるためのテーブルもあるんです。移動中に食事をとることが多いので、現場で重宝します」と広さについてもコメント。

トークセッションでは、日本の伝統的な建築様式である『唐破風(からはふ)』にインスピレーションを受けた2トーンカラーについて、「基本1色展開が多い中で、2トーンはすごくありがたいです。1色に収まらない人生だったので(笑)。かどまる四角の柔らかさも引き立って可愛いです」と、その魅力を語った。

「魔法なのかなと驚きました!」

また、後半には『見えルークス』を象徴する新機能『フロントワイドビュー』をステージ上で実践。運転席からは見えにくいクルマの陰に『見えルークス』ポーズをしながら隠れた仲さんを、MCがフロントワイドビューで見えるのか検証を実施した。

事前に機能を体験していた仲さんは、「撮影時に試乗したのですが、見えないところも見えて、魔法なのかなと驚きました! 常識を覆した自動車だなと感じています」とコメント。

運転席からは見えにくいクルマの陰に『見えルークス』ポーズをしながら隠れた仲さん。
運転席からは見えにくいクルマの陰に『見えルークス』ポーズをしながら隠れた仲さん。    平井大介

最後に「ドライバーとして安心できることは『見える』ことだと思います。今回試させていただいた新しい安全機能があれば、あまり運転しない方でもこれまでの不安が解消され、楽しいドライブができると思います。ぜひこの『見える』機能を皆さんに体験いただき、日々のドライブを楽しく過ごしていただきたいです」とまとめた。

ルークスのメインターゲットは40歳代の子育て世代の女性ということだが、仲さんはお子さんを乗せて自身で運転することもあるそうで、コメントには説得力があり、CMの効果も期待できそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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