【安全安心のさらに先へ】ミシュランのオールシーズンタイヤ、クロスクライメートが3に進化
公開 : 2025.09.05 07:05
年々需要が増えているオールシーズンタイヤ。ミシュランの最新版『クロスクライメート3』には、あたらにハンドリングを重視した『クライメート3スポーツ』が加わりました。
登場から10年の時を経てさらに進化
冬の急な雪や夏の豪雨など、予測しづらい天候にも対応できるオールシーズンタイヤのマーケットは拡大傾向にある。都市部のオーナーにとってスタッドレスタイヤに履き替えないで済むオールシーズンタイヤは、交換の手間や保管場所も不要なだけに使用するオーナーは増えている。
ミシュランは好調なオールシーズンタイヤのマーケットに向けて、最新版となる『クロスクライメート3』を投入した。同時にスポーツタイヤに匹敵するハンドリング性能を備える『クロスクライメート3スポーツ』が送り出されたことに注目したい。
ミシュランのオールシーズンタイヤの歴史は、2015年に送り出されたクロスクライメートに始まる。このタイヤはヨーロッパのみの販売だったが、日本には2019年にクロスクライメート＋が導入された。2021年になると市場の成長に合わせ、総合性能を高めた『クロスクライメート2』とSUV用の『クロスクライメート2 SUV』へと進化する。
第3世代のクロスクライメートはより快適で低燃費に
『クロスクライメート3』は、『雪も走れる夏タイヤ』を基本コンセプトに『クロスクライメート2』の発展版として高い総合性能を目指したという。
なかでもスノー性能とウェット性能を確保したうえで、静粛性とロングライフ性能、環境性能を向上させている。
静粛性はトレッドパターンをサイズの異なるブロックを最適配置し、不快な周波数の音を削減。
ロングライフ性能は、『マックスタッチ・コンストラクション』と呼ばれるトレッド面の均一な接地圧分布を確保し、高い耐摩耗性能を実現。環境性能はクロスクライメート・シリーズで初となる転がり抵抗ラベリング『AA』を獲得した。
『クロスクライメート3』は、16インチから20インチまでの35サイズが用意され、10月1日から発売される。価格はオープン。
ミシュラン・クロスクライメート3 販売サイズ
195/60 R16 93H XL
195/65 R16 92V
205/55 R16 94V XL
205/60 R16 96V XL
205/40R17 84W XL
205/50 R17 93W XL
205/55 R17 95V XL
215/45 R17 91Y XL
215/50 R17 95W XL
225/45 R17 94Y XL
225/50 R17 98Y XL
225/65 R17 106V XL
235/55 R17 103Y XL
235/65 R17 108W XL
215/45 R18 93W XL
215/50 R18 92W
225/55 R18 102V XL
235/50 R18 101Y XL
235/55 R18 104V XL
245/35 R18 92Y XL
245/50R18 100W
255/35 R18 94Y XL
255/55 R18 109W XL
255/60 R18 112V XL
265/35 R18 97Y XL
265/60 R18 110H
225/45 R19 96W XL
225/50 R19 100V XL
245/50 R19 105V XL
285/45 R19 111W XL
235/45 R20 100V XL
245/45 R20 103W XL
265/50 R20 111V XL
275/45 R20 110Y XL
