【低調に推移】9000台超えも皆無 2025年8月期 登録車新車販売の車名別ランキング
公開 : 2025.09.05 06:26
登録車は月間販台数1万台超えが皆無で、9000台超えも無しという推移となりました。トヨタはTop10中の8車種にランクイン。ホンダ車がフリードの返り咲きによって1車種を確保しています。
2025年8月期における登録車新車販売の車名別ランキング
日本自動車販売協会連合会は、2025年8月期における登録車新車販売の車名別ランキングを発表した。
2025年8月期 登録車通称名別新車販売トップ10
1位 トヨタ・ヤリス:8818台
2位 トヨタ・カローラ:8589台
3位 トヨタ・ライズ:7487台
4位 トヨタ・ルーミー:6644台
5位 トヨタ・シエンタ:5964台
6位 ホンダ・フリード:5697台
7位 トヨタ・アルファード:5665台
8位 トヨタ・ヴォクシー:5122台
9位 トヨタ・ノア:5057台
10位 日産ノート:4947台

登録車の2025年8月期の車名別販売台数は、1万台超えどころか9000台を超えるモデルがなくなるなど、低調に推移する。
そのなかでも、前年同月比0.9%減に抑えて8818台を売り上げたトヨタ・ヤリスが、12カ月連続でのトップに就く。続く第2位には、同18.5%減ならが8589台を記録したトヨタ・カローラが前月と同位で位置。
第3位には、ダイハツにおける生産強化がなされたOEM車のトヨタ・ライズが同37.1%増の7487台を成し遂げ、前月から6つ順位を上げて入った。また、第4位にはやはりダイハツのOEM車のトヨタ・ルーミーが、同17.5%減ながら6644台を販売してランクイン。
さらに、第5位には8月に一部改良を果たしたものの車両価格の値上げなどが影響したようで同33.9%減の5964台にとどまったトヨタ・シエンタが前月から1つ順位を下げて、第6位には同18.5%減ながら5697台を販売したホンダ・フリードが前月から5つ順位を上げて位置する。
以降はトヨタ・アルファード、トヨタ・ヴォクシー、トヨタ・ノア、日産ノートの順で並び、トップ10のうちトヨタ車が前月から1車種減って8車種、日産車が前月と同じ1車種、ホンダ車がフリードの返り咲きによって1車種を確保した。
トップ10以降
トップ10以降では、従来と同じくSUVおよびクロスオーバーモデルの好セールスが続く一方で、一部改良モデルや特別仕様車の販売の伸びが目立った。
5月にセダンの特別仕様車、6月にエステートの特別仕様車、7月にスポーツの特別仕様車を発売したトヨタ・クラウンは前年同月比1.6%増の4072台を売り上げて第14位に、1月に一部改良を実施したスズキ・ソリオは同14.3%増の3989台を達成して第15位に、5月に新グレードの AIR EXやPREMIUM LINE BLACK EDITIONを追加したホンダ・ステップワゴンは同43.5%増の3964台を販売して第16位に位置。

また、4月に全面改良を実施し、7月には特別仕様車のブラックセレクションを設定したスバル・フォレスターは同22.0%増の2632台を成し遂げて第21位に、受注残の解消を図った三菱デリカD:5は同54.4%増の2222台を売り上げて第22位に入る。
さらに、2024年10月に販売を開始した新世代コンパクトSUVのスズキ・フロンクスは月販目標1000台を超える1321台を記録して第29位に、7月に一部仕様変更を実施したホンダ・シビックは同4.1%増の821台を販売して第41位にランクインした。
なお、4月にインドから輸入する5ドアモデルのノマドを追加したものの、塗装に関する一部不具合が発生して7月に出荷を停止したスズキ・ジムニーは、同42.0%減の886台にとどまって第38位に低落している。
















































