【ニュル北コース14秒短縮】ポルシェターボ50周年!新型911ターボSがツインeターボ+ハイブリッドで登場
公開 : 2025.09.09 07:05
ニュル北コースのタイムを14秒短縮
新型911ターボSでは、高性能ハイブリッドシステムのコンポーネントが追加され、先代モデルから約85kgの重量増加となった。しかしながら、その重量の増加はドライビングダイナミクスのあらゆる領域で十分に補われている。
その好例がニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)でのラップタイムだ。2024年秋に実施された最終開発段階では、軽いカモフラージュを纏った911ターボSが、公証人立ち会いのもと7分3秒92のタイムを記録した。これは先代モデルより約14秒速いタイムである。

この時、新型ターボSの開発ドライバーであり、公式ラップタイムを記録したポルシェブランドアンバサダーであるイエルク・ベルクマイスターは、以下のようにコメントしている。
「重量増加は全く感じません。それどころか、このクルマははるかに俊敏で、グリップも向上し、サーキットのあらゆるセクションにおいて先代より大幅に速くなっています」
性能に最適化されたタイヤとブレーキ
新型911ターボSでは、911最上位モデルの性能に合わせて、様々な部分が見直された。
新型ターボSに装着されるタイヤは、優れたウェット性能を維持しながら、ドライ条件でのハンドリングを大幅に改善。タイヤサイズはフロントが先代同様の255/35 ZR 20を、リアは先代より10mmワイドとなる325/30 ZR 21サイズを装着する。

また、標準装備となる『ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)』システムには、より大きな荷重に対応した新しいブレーキパッドを装備し、ブレーキ性能とペダルフィールを向上させた。
ブレーキディスクの直径はフロントが420mmを装備、リアは390mmから410mmに拡大された。これはポルシェ製の2ドアモデル最大サイズのPCCBブレーキシステムとなる。
10%低減された空気抵抗値
新たなエアロダイナミクスコンセプトの採用により、新型911ターボSでは冷却性能と空力効率も最適化が図られた。
フロントエンドの『クーリングエアフラップ』と『アクティブフロントディフューザー』は、先代モデルから継承された可変フロントスポイラーや伸縮・傾斜の調整可能なリアウイングとともに、トータルで効率的なシステムとして機能する。

クイーリングエアはブレーキとラジエーターに最適に導かれ、アクティブエアロダイナミクスは、走行状況に応じて揚力(格納時は空気抵抗)をインテリジェントに低減する。新型911ターボSクーペの空気抵抗係数は、すべてのエアロデバイスが最も効率的な位置において、先代モデルより約10%低減されている。
さらにアクティブエアロダイナミクスの『ウェットモード』では、フロントディフューザーを閉じ、フロントブレーキディスクを保護することで、ウェット時のブレーキ挙動を改善する機能も持つ。


























