【ニュル北コース14秒短縮】ポルシェターボ50周年!新型911ターボSがツインeターボ+ハイブリッドで登場

公開 : 2025.09.09 07:05

俊敏性と安定性を向上したシャシー

高電圧電気システムとバッテリーを備えた『T-ハイブリッドパワートレイン』の導入により、新型911ターボSでは『電気油圧制御式ポルシェダイナミックシャシーコントロール(ehPDCC)』が標準装備された。これによりコーナリング時のロールを抑え、コーナー侵入と脱出時の俊敏性を向上させた。

このシステムは、走行状況に応じてオイル流量により圧力が増加する、クロス接続されたアクティブカップリングロッドを作動させる。

新型ポルシェ911ターボS
新型ポルシェ911ターボS    ポルシェ・ジャパン

スタビライザーは支持力を発生させ、車両のバランスを保つ。これにより大パワーを発生するスポーツカーの挙動が予測しやすくなり、ドライビングの快適性とダイナミクスの向上が両立した。

また、オプションでフロント車高を瞬時にリフトし、日常の使い勝手を向上させる『フロントアクスルリフトシステム』を用意。このシステムは400Vシステムに統合され、先代よりもより高速な作動が可能となった。

ターボ専用デザインを導入

新型911ターボSには、ポルシェの『クロスシリーズターボデザイン』戦略が導入され、多くのデザインエレメントにターボ専用の『ターボナイトカラー』が取り入れられた。

これにはポルシェクレストとリアの『Turbo S』レタリングも含まれている。さらにリアウイングのスラットとサイドウインドウのストリップにはターボS専用のインサートが施され、最上位モデルとしてのディテールを主張する。

新型ポルシェ911ターボS
新型ポルシェ911ターボS    ポルシェ・ジャパン

また、ターボS専用ホイールは、ターボナイトカラーの新しいセンターロックデザインを採用する。

新型ターボSのスタイリング上の特徴としては、カレラモデルと比べ大幅にワイド化されたボディとトレッドがあり、リアサイド部にも開口部が設けられた。

印象的なベンチレーション開口部によりよりワイド感を増したリアフェイシアは、ターボ専用デザインのチタン製テールパイプとテールライト上部のダイナミックなパール構造とともに、ターボSのシリーズにおける主導的なポジションを強調するものとなっている。

さらに、オプションで特殊な構造を持つ『チタン製オーバルテールパイプトリム』も用意されている。

インテリアも各所の『ターボナイト』アクセントにより、特徴ある仕上がりとなる。ターボナイトはドアパネル、ステアリングホイール、ダッシュボード、センターコンソール、デコレーティスイッチ、スポーツクロノストップウォッチ、メーターパネルなどに取り入れられるほか、シートベルトとセンターコンソールのいくつかのボタンも、ポルシェのデザイナーによりこの色が差されている。

また、今回初めて『ネオジムトリム』を備えたカーボン構造のトリムストリップと、ブラック裏地の『パーフォレーテッドマイクロファイバーヘッドライナー』が専用インテリアの一部に採用されている。

新型911ターボSクーペは標準では2シーターモデルとして提供されるが、オーナーの要望に応じて追加料金なしでリアシートを設定することも可能だ。また、カブリオレでは2+2のシート構成が標準となっている。

また、『HDマトリックスLEDヘッドライト』やタイヤ温度計を含む『スポーツ黒のっパッケージ』、『専用チューニングのPASMサスペンション』、『PDCC電気油圧式ロールサポート』、『チタン製スポーツエグゾーストシステム』、『メモリー機能付18wayアダプティブスポーツシートプラス』、そしてヘッドレストの『turbo S』レタリングが標準装備として採用されている。

そして、シート表皮とドアパネルに施されたターボS専用のエンボス加工は、初代911ターボである930型を再解釈したデザインとなっている。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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