【インド発のグローバルモデル】日産がCセグSUV『テクトン』を初公開 2026年発売
公開 : 2025.10.08 06:45
日産が2026年よりインドでの生産・輸出を開始する、CセグメントのプレミアムSUV『テクトン』のデザインを一部公開しました。パトロール譲りの力強いデザインと車格を超えた存在感を誇るというグローバルモデルです。
2026年登場予定のグローバルSUV
日産自動車は10月7日、グローバルSUVラインナップの最新モデルとして、インド日産で生産予定の『テクトン(TEKTON)』のデザインを一部公開した。
このテクトンは、インド日産の『ワン・カー、ワン・ワールド(One Car, One World)』戦略基づく第2弾となるSUVで、CセグメントSUVの革新モデルとして位置づけられている。

正式な発表と発売は2026年を予定しており、ルノーグループとの協業のもと、チェンナイのRNAIPL工場で生産され、インド市場での販売に加え、同国よりの輸出も計画されている。
新型日産テクトンは、インド市場における日産の市場プレゼンス強化と、製品ラインナップ拡充の中心的なモデルとして期待されている。
パトロール譲りのデザイン
テクトンは、日産SUVのフラッグシップモデル『パトロール』からインスピレーションを受けたデザインが最大の特徴である。力強さと高い信頼性、プレミアムなクラフトマンシップ、そして先進的なテクノロジーが融合した1台である。
フロントは力強さを象徴するボンネットと『パトロール』を彷彿とさせる特徴的なC型ヘッドライトシグネチャーを採用する。

それらが堅牢なロアバンパーと組み合わされることで、車格を超えた堂々とした存在感を演出している。
サイド部はひと目で『テクトン』とわかるシルエットをもち、フロントドアには『ダブルC』型のアクセントと、ヒマラヤ山脈に着想を得た山並みのモチーフが組み込まれている。
リアには横一文字に点灯する鮮やかな赤色のイルミネーションバーがC型テールランプをつなぐことで、堅牢さを強調している。
『テクトン』の名に込められた想い
モデル名の『テクトン』はギリシア語で『職人・建築家』を表している。
この名称には、卓越した技術力と優れたパフォーマンス、そして独自のデザインアイデンティティを備えたプレミアムCセグメントSUVとしてとしての想いが込められている。

日産はテクトンを、キャリアや情熱、ライフスタイルを通じて『自らの世界を形づくる』ユーザー層をターゲットとしているという。
同社のグローバルデザイン担当執行職のアルフォンソ・アルバイザ氏は、テクトンのデザインと品質はまさに日産のSUV DNAの真髄を体現しており、グローバルで新たなベンチマークとなるモデルであると語っている。









































































