日本が世界に誇る画期的なクルマ 24選(後編) 三菱ランエボから日産GT-R、トヨタ・プリウスまで

公開 : 2026.01.22 17:45

世界有数の自動車大国である日本。これまで高い技術力と革新性、そして時には奇想天外なアイデアで人々を驚かせ、楽しませてきました。今回はAUTOCAR英国編集部が「最高の日本車」を24台厳選します。

三菱ランサー・エボリューション

三菱ランサー・エボリューション、通称エボ(またはランエボ)は、無駄をそぎ落とした簡素なマシンとして誕生した。軽量化のためスチールホイールを採用し、250psの直列4気筒エンジンと四輪駆動システムにより、ラリー競技のホモロゲーションを得たのだ。

この設計思想は数世代にわたり継承され、特にトミ・マキネン氏が世界ラリー選手権でタイトルを獲得したエボVIが有名だ。4度のWRCタイトル獲得をするなど名を馳せ、ステーションワゴンタイプのエボリューション・ワゴンも登場した。しかし、このワゴンは購入者を惹きつけることができず、2924台しか生産されなかった。

三菱ランサー・エボリューション
三菱ランサー・エボリューション

三菱ショーグン

三菱ショーグン(日本名:パジェロ)は1981年に登場した。高いオフロード性能と豊富な快適装備を備えており、ランドローバーディフェンダーレンジローバーのいいとこどりとも言える存在だった。人気は高く、1983年にはロングホイールベース仕様が追加された。エンジンは堅牢なガソリンとディーゼルに加え、滑らかな3.0L V6もラインナップに加わった。このエンジンは2代目モデルにも採用され、ランドローバー・ディスカバリーに真っ向から対抗した。

三菱はパリ・ダカール・ラリーにショーグンを投入し、1984年から2007年にかけて乗用車部門で12回の優勝を果たした。同ラリーではステージ優勝150回を記録し、三菱は大会史上最も成功したメーカーとなった。

三菱ショーグン
三菱ショーグン

日産200SX

日産は1989年、スポーツカーの投入に積極的だった。同年300ZXとスカイラインGT-Rが登場したが、大ヒットしたのは200SX(日本名:シルビア)である。後継モデルに取って代わられる1993年までのわずか4年間で、100万台以上の販売を達成した。1989年発売のS13モデルは、洗練されたデザインに、166ps(後に173ps)のターボチャージャー付き1.8Lエンジンと優れたドライビング・ダイナミクスを融合させている。

200SXは多くの市場でシルビアと呼ばれ、1975年の登場後、2002年まで6世代にわたって生産された。S13モデルには180SXというバージョンも存在し、一部市場では新世代のS14と並行して販売が続けられたが、欧州には導入されなかった。200SXは今や日本が生んだ最高のスポーツクーペの1つと評され、当然ながらコレクターの注目を集めている。

日産200SX
日産200SX

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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