もう少しお値段が安ければ スズキeビターラ 61kWh(2) 辛口UK編集部の走りの評価は?

公開 : 2025.11.13 18:10

期待以上の楽しさ もう少しお値段が安ければ

eビターラは、このクラスの電動SUVとしてまとまりは良い。しっかり練られた運転体験は、確かな強みだろう。アクセルペダルを踏み込めば、期待以上の楽しさがある。乗り心地も良く、実用性も悪くない。

他方、タッチモニターの反応は少々遅い。パワートレインの効率性は、最新モデルとして若干物足りない。ライバルと同等の英国価格を踏まえると、コストパフォーマンスで優位にあるとはいいにくい。

スズキeビターラ 61kWh ウルトラ(英国仕様)
スズキeビターラ 61kWh ウルトラ(英国仕様)

少なくとも、スズキは駆動用バッテリーにも10年間の保証を付帯するとのこと。四輪駆動の設定も、該当クラスでは珍しい。これでもう少しお値段が安ければ、と思うのは筆者だけではないだろう。

◯:直感的に運転できる 快適な乗り心地
△:狭めの荷室 反応の遅いタッチモニター 高速域での電費

スズキeビターラ 61kWh ウルトラ(英国仕様)のスペック

英国価格:3万4049ポンド(約695万円/試乗車)
全長:4275mm
全幅:1800mm
全高:1635mm
最高速度:149km/h
0-100km/h加速:8.7秒
航続距離:428km
電費:6.6km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:1799kg
パワートレイン:AC同期モーター
駆動用バッテリー:61.0kWh
急速充電能力:−kW(DC)
最高出力:174ps
最大トルク:19.5kg-m
ギアボックス:1速リダクション/前輪駆動

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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