【第14回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:ケンウッド彩速ナビがさらに鮮やかに ラインナップも充実

公開 : 2025.11.05 12:05

フラッグシップ機は業界初の技術を盛り込んだ高画質大画面が魅力

彩速ナビ TYPE Mは6機種になったと言いましたが、実はその上にフラッグシップとして『MDV-MX12F(22万円前後)』が追加されました。これがケンウッド2025年モデルで最注目となります。

本体については9型画面搭載機と同じですが、ディスプレイには10型フローティングスタイルを採用。彩速ナビの『彩』とはもともと色合いの鮮やかさをイメージして付けられているネーミングですが、このモデルでは大画面に加えて徹底した高画質化が図られているのです。

高画質な10型大画面を備えたフラッグシップモデル『MDV-MX12F』。
高画質な10型大画面を備えたフラッグシップモデル『MDV-MX12F』。    ケンウッド

業界で初めてカーナビのモニターにInfoVision Optoelectronics (Kunshan) と共同開発したMini LEDバックライトを採用した独自の『ダイヤモンドアレイ・ディスプレイ』を搭載。Mini LEDバックライトは10型液晶パネルに1125個の小型LEDを格子状に配置しており、各LEDはピンポイントで明暗の制御が可能です。

そのため、映像シーンに応じて、必要な部分のLEDだけを正確に光らせたり、弱めたり、消したりすることができ、従来からのエッジ型バックライト方式に比べて、より高いコントラスト比を実現し、映像の鮮明さが大幅に向上します。深い黒と明るい白の表現を行えるため、映像の奥行き感やリアリティが大幅に向上します。

また、液晶モジュールに使用する光学フィルムのひとつとして、量子ドットフィルムを採用。純度の高い赤・青・緑の成分を含んだ白色光を取り出すことが可能なため、鮮やかな発色を実現しています。

このほか液晶モジュールとタッチパネルを光学樹脂で密着させるオプティカルボンディング技術により、ディスプレイに直射日光が当たるシーンでも画面の反射を抑制し、視認性を向上させている点も見逃せません。

ディスプレイが美しいと地図の視認性が高まり、エンタメソースは没入感たっぷりに味わえます。カーナビにとってはいいことばかり。このMDV-MX12Fの高画質大画面は、パナソニック・ストラーダのフラッグシップであるF1X PREMIUM10と肩を並べる存在になりそうです。

9型大画面ディスプレイオーディオは独自のフローティング構造を採用

純正だけでなく市販の世界でもディスプレイオーディオが人気です。スマホを接続するだけでAV一体型ナビのように使えるのは便利ですし、カーナビに比べて低価格なのも魅力的に感じる部分でしょう。

ケンウッドでは以前からディスプレイオーディオのラインナップを揃えていましたが、ベーシックなものが多く、カロッツェリアやアルパイン、イクリプスのような大画面モデルの登場が期待されていました。

9型大画面の『DMX7509XS』。高級感のあるルックスも魅力だ。
9型大画面の『DMX7509XS』。高級感のあるルックスも魅力だ。    ケンウッド

そして今回、待望のデビューを果たしたのが『DMX7509XS(8万円前後)』です。1DINサイズの本体に9型ディスプレイを組みわせたフローティングスタイルで幅広い車種に適合します。

ディスプレイパネルは高精細なHD画質でナビアプリや動画コンテンツも美しく描き出すことが可能。しかも独自のフローティング機構にはボールジョイントを採用しており、上下方向、左右方向にきめ細かなセッティングができます。

機能面ではApple CarPlay、Android Autoをワイヤレスでコントロールでき、CarbitLink-EasyConnectionアプリをインストールしたスマホではワイヤレスミラーリングによってYouTubeなどの動画コンテンツを楽しめます。

13バンドイコライザーやタイムアライメントによる音響調整、同社製リヤカメラの接続に対応するなど、使い勝手を高める機能も数多く備えています。

なお、今回同時に2DINサイズボディに6.9型ディスプレイを搭載した『DMX7525S(5万円前後)』もデビュー。こちらはシンプルなインダッシュスタイルで手が届きやすい価格としたベーシック機で、基本機能はDMX7509XSと共通になっています。

新車購入を検討中の人や、愛車のカーナビ/カーオーディオの買い替えを考えている人ならば、ケンウッド2025年モデルはチェックする価値のあるモデルたちといえるでしょう

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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