新型トヨタ・ハイラックスEVをタイで世界初披露!【日本ではディーゼルを2026年導入】
公開 : 2025.11.11 07:05
タイで2026年導入予定の新型トヨタ・ハイラックスのEVモデルが公開されました。トヨタの『マルチパスウェイ戦略』に沿って、ディーゼルやFCEV版も開発中で、日本では来年にディーゼル車が導入予定です。
タイでBEVハイラックスを初披露
トヨタ自動車は11月10日、タイのバンコクで開催された新車発表会において、新たにBEVモデルを加えた新型『ハイラックス』のプロトタイプを世界初披露した。
今回の発表は、トヨタが掲げるマルチパスウェイ戦略の一環であり、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、BEV(電気自動車)やFCEV(燃料電池車)など多様なパワートレインをグローバルに展開する方針を示したものである。

新型ハイラックスのBEVモデルは、アジア地域で2026年以降に順次発売予定であり、日本ではディーゼルエンジン搭載モデルを2026年中ごろに導入が予定されている。
また、トヨタは今回発表したBEVおよびディーゼルモデルに加え、FCEVモデルの開発も進めていくとしており、新型ハイラックスFCEVモデルは欧州及びオセアニア地域に2028年以降の投入を予定している。
新型ハイラックスの特徴
タイで公開された新型ハイラックスBEVモデルのプロトタイプには、総電力量59.2kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載され、航続距離は300km以上と発表された。
車体サイズは全長5320mm×全幅1855mm×全高1800mm、ホイールベースは3085mmで、フレーム幅を最大限活用し、床下にバッテリーパックを配置、前後に高出力のイーアクスル(eAxle)を採用する。

システム最高出力は144kW(196ps)に達し、進化した制御システムにより優れた悪路走破性を確保したという。
画像 2026年に登場の新型トヨタ・ハイラックス日本仕様の画像と英コンクールで優勝した『イチゴ農家』作業車の1982年式トヨタ・ハイラックス。 全10枚










