可憐なマドモアゼル シムカ・アロンド・プラン・シエル(1) 身も心も満たされる体験?
公開 : 2025.12.20 17:45
商談の成立を阻んだ英国価格
そして1957年には、シャープさを増したボディのクーペ、アロンド・プラン・シエルが、カブリオレのオセアーヌとともに登場。湾曲したリアウインドウが特徴といえた。
英国に輸入されたアロンド・プラン・シエルは、数台程度。1519ポンドという1958年の価格は、商談を次々に成立させるものではなかった。

エンジンは、初期モデルでは1288ccの「フラッシュ・スペシャル」ユニット。最高出力は57psがうたわれた。4速マニュアルのシフトレバーはコラムから伸び、2速以上には変速時にギアの回転数を調整するシンクロが備わった。
1959年にフロントグリルが変更され、エンジンは「ラッシュ・スーパーM」へ更新。ガソリンの品質向上へ合わせ圧縮比が高められ、最高出力は71psへ上昇している。
この続きは、シムカ・アロンド・プラン・シエル(2)にて。































































































































































